<ウィンダム選手権 最終日◇7日◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7131ヤード・パー70>
大逆転シード復帰はならなかった。「ウィンダム選手権」最終日、小平智は残していた7ホールと最終ラウンドの合計25ホールを回って3つ伸ばしてトータル7アンダー・36位タイに浮上したが、来季のシード権獲得へ最低ラインとなるトップ3に入れずに4日間を終えた。
流れは来ていた。初日の1ホール目にダボを叩くスタートとなったがその日のうちに2つ潜った。さらにサスペンデッドとなった2日目は首位と3打差の暫定10位タイまで浮上。大いに可能性を残して週末へと入った。
だが、3日目は悪天候の影響で11ホールしか消化できず2つ落として暫定43位タイまで後退。最終日に意地を見せてフェデックスポイントランキングは154位から152位と2ランク上がったものの、125位に入ることができないことが確定し、プレーオフ進出を逃すとともに来季のシード獲得はならなかった。
これで小平はフェデックスポイントランキング200位までの選手と下部ツアーのポイントランキング26位から75位までの選手が出場する3試合の入れ替え戦に臨むこととなる。そこで、トップ25名に入れば来季の出場権を得ることができる。
大会終了後に小平は自身のSNSを更新、「まだ入れ替え戦があるので、それに向けて練習とトレーニングして頑張ります。次の戦いに向けて準備しないと!」と綴った。昨年出場しながらも出場権を得られなかった入れ替え戦、今年こそいいかたちで終わりたい。

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