羽生結弦氏公式YouTubeチャンネルが誕生し、ご本人と「つながり」一緒に成長する「機会」を得られた感動でちょっと泣いた件。
HANYouTube開設、ありがとうございます!
「プロ化したんだなぁ…」としみじみ感慨にふけっています。2022年8月7日、雷鳴のように吉報は届きました。羽生結弦氏、公式YouTubeチャンネル開設のお知らせ。投稿された1分11秒の動画を見ながら、ここに羽生氏がいるのだと感動しました。ちょっと泣きました。
↓はじめまして、HANYU YUZURUチャンネルさん!YouTuber仲間の者です!
これまでもテレビやインターネット、現地を含めてたくさんの試合や演技を見守ってきました。ときには競技連盟やスポンサー企業でのチャンネルを通じて、動画・音声でのメッセージを届けてくれることもありました。「羽生結弦」という存在は確かにそこにいたわけですが、やはり、遠くから眺め、見守るような感覚でいました。
生物が太陽の光を浴びるようなもので、こちらは受け取るばかり、育まれるばかりの関係。歓声と拍手、バナー、プレゼント、お手紙、そういった手段で何かを届ける機会もありましたが、それらは祈りのようなもので、届くとか届かないとかを考えてやってきたことではありません。「つながれる」と思ってやってきたことではありません。何らかの手段で世のなかやファンの動きを察してくれている感触はありますが、あくまでそう感じるだけ。恩恵を受け取るばかりでした。
しかし今、こうして公式YouTubeチャンネルが誕生して、細い糸のようなもので双方が結ばれたのだという実感を覚えています。これまでと実態として何が変わったわけではないかもしれないけれど、確かにこの糸はつながっている。羽生氏が動画を投稿したとき、チャンネル登録者のもとには通知が届き、その動画にコメントをしたとき、羽生氏の管理画面にはそのコメントが表示され、(配信停止していなければ)メールでスマホに通知が届く。届き合うことができる。
そして、自分たちのアクションのひとつひとつが、そのまま羽生氏の支えになる。間接的にではなく直接的な支えになる。チャンネル登録をすること、再生すること、再生時間を伸ばすこと、高い評価をすること、コメントをすること。それはプロとして活動するにあたってのチカラとなるものですし、それらはどれだけ本人が奮闘しても自分ひとりでは達成されず、最終的に「ほかの誰か」がやらないと満たされないことです。
ならば、自分にも「やれること」がある。
僕が持っているアカウントで「1票」を投じると、それがそのままチカラとなって羽生氏に届く。羽生氏チャンネルはすでに20万人を超えるチャンネル登録者が集まっていますが、自分もその数字をひとつ伸ばしたのだと思うと、何だかようやくこれまでの感謝を形にできたような気がして、胸を張りたいような気持ちになるのです。やがて超えていくであろう30万、50万、100万、1000万というマイルストーンを超えるたびに、そのうちの一歩は自分が後押ししたものであるのだと思える。誰かが決める採点ではなく、自分の投じる1票で後押しすることができる。それはコチラにとっても「願ったり叶ったり」だと思うのです…!
YouTuber側の視点から伝える「これをしてもらえるとありがたい」こと
●何はさておきチャンネル登録する
何はさておきチャンネル登録をしましょう。Googleアカウントを持ってないという人はいないだろうとは思いますが、持っていない人はアカウントを作って「登録」しましょう。登録者数はYouTube上でのすべての活動をエンパワーメントしますし、更新のお知らせが届くのでコチラも見逃しを避けられます。すでに羽生氏は10万人を超える登録者を獲得し、YouTubeクリエイターアワードで「シルバー(銀の盾)」をもらう段階に達していますが、100万人に到達すると「ゴールド(金の盾)」をもらうことができます。銀よりは金。ていうか金をもらってほしい。当面の目標は100万登録です。
↓この盾は「みんなでお小遣いを出しあって買いました」感覚の贈り物になるはず!
100万って仙台市の人口くらいありますからね!
これは簡単なことではないですよ!
これは簡単なことではないですよ!
「あなた」が登録しないでどうするのかと!
●ちゃんと再生する
無理に何度も見ろということではありませんが(※よい効果もないです)、興味がある動画ならまずは「しっかり」と見ましょう。目の前に判定員がいたとしても「ちゃんと見ておるな」と思ってもらえるように、消音で流し見るとか、飛ばすとか、同じ場所から連打するとかではなく。難しいことではなく、見たい動画を見るだけのこと。再生回数によってもYouTube上での動画の推され具合が変わってきますので、何はともあれ見ることは大事です。ちゃんと見てもらえて、自分の動画のなかでも伸びたものがあると、管理画面で花火が飛んだりして、何かと気分がよいです。
視聴する際はYouTube上で見るか、各種の外部サイトやSNSに元動画が埋め込まれたものを見るか、とにかく公式チャンネルに反映されるような媒体で見るのがよいです。最近は「切り抜き動画」といって「もとの動画から面白いところを切り出した」動画が別チャンネルで投稿されることがあり、これ自体は動画投稿文化のなかで受容されつつある行為ですが、転載的な動画は公式チャンネルの後押しにはなりません。元動画でちゃんと見る、それが大事です。(※なお、YouTube公式の機能で切り抜きを作成する「クリップ」が公開されているので、今後はそういったものでハイライトを共有していくようになると思われます/元チャンネルで許可すれば可能な仕組み)
↓公式の「クリップ」機能を使うと、動画の一部をピックアップしてそこだけループさせることができます!
時間表示の横にハサミのマークが出ているのが「クリップ」で作った公式の切り抜き動画ですね!
YouTubeのサイトに飛ぶと全体を視聴できる仕組みです!
なお、YouTubeの再生回数は一瞬開いただけではカウントされないそうで、30秒ほど見られた数が計測されていると聞きます。その意味でも「ちゃんと」見てもらったほうがありがたいですし、管理画面で動画のアナリティクスを見たときに「大体このあたりでみんな見るのを止めたよ」というグラフが出るので、気分的にも最後まで見てもらえるとありがたいところです。
YouTubeのサイトに飛ぶと全体を視聴できる仕組みです!
なお、YouTubeの再生回数は一瞬開いただけではカウントされないそうで、30秒ほど見られた数が計測されていると聞きます。その意味でも「ちゃんと」見てもらったほうがありがたいですし、管理画面で動画のアナリティクスを見たときに「大体このあたりでみんな見るのを止めたよ」というグラフが出るので、気分的にも最後まで見てもらえるとありがたいところです。
↓こんなグラフで「動画のどのあたりまで見てくれたか」が表示されます!
「秒で閉じた」みたいなときは投稿者側もグラフで「察して」しまうので…!
まぁ、そういうことです!
●「高く評価」を押す
いわゆる「いいね」ボタン、こちらもいいねと思う気持ちがあるなら、動画を見ている間に指なりマウスなりを動かして押していただけるとありがたいところ。これもGoogleアカウントがないと押せませんので、「推しにイイネしたい」と思うならアカウントを作ってログインして見ることは必須です。
これが押されたらどう、という影響は実感としてはあまりないのですが、低評価よりは高評価のほうがポジティブでしょうし、何より気分がいいです。自分のチャンネルに自分でアクセスしたときに、まず目に入ってくるあの数字。低いよりは高いほうが気分は間違いなくいい。「見ました」の印くらいの気持ちで押されるとよいと思います。
●前向きなコメントをする
1万も2万もコメントがきても読まないように思いますよね。そんなことはなくて、思った以上に自分のチャンネルに寄せられるコメントは見てしまうものです。これまでもファンレターに丁寧な返事をしてきた羽生氏ですので、2万コメントくらいきたからといって、まったく見ないなんてことはないだろうと思います(※外国語で読めないものが多そうではあるが)。
寄せられるコメントは大変な数になるでしょうから返事は基本的にないだろうと思います。ただ、管理画面を開くたびにコメントは目に入ってきますし、(配信停止していなければ)自分のスマホやメールにも通知が届きます。前向きな言葉や反応があればもちろん嬉しいですし、それがたくさんあればとても嬉しいものです。
もちろん、公開する以上は後ろ向きなコメントをつける人もいるでしょう。感覚として後ろ向きなコメントは「100倍」くらい効きます。僕なども相当に無視するチカラは強いほうですが、1つの後ろ向きなコメントは100の前向きなコメント同じくらいのチカラがあります。
後ろ向きな人を排除することはできないとしても、前向きな気持ちで押し流すことはできます(※コメントへの評価を投稿することでも押し下げることができる/このコメントよくないね!の投票)。ひとつイヤーなコメントがあっても、100のいいコメントがあれば回復します。前向きな気持ちがあるなら、コメントにして残すことが支えになります。いつか来る「1」に備えて、「100」をためる。そんな感じで意識してもいいのかなと思います。
↓コチラの喜びのためにも、せっかくの機会、逃す手はありません!
「登録」して「いいね」して「コメント」する機会をもらえた!
間接的ではなく「本人に直接」の機会を!
こんなんやるしかないでしょう!
このチャンネルの動画を見たとき、思いました。これは本物のYouTubeだなと。昨今はYouTubeがビジネスになると考えて、はじめからビジネスありきで生まれるチャンネルが多数見受けられます。プロデューサーがいて、ディレクターがいて、撮影スタッフがいて、編集スタッフがいて、本人は食べてしゃべるだけみたいなものが。もちろんそれはそれで結構なのですが、それってテレビと変わらないですよね。「製品」を見ているようで。
羽生氏も望めばそういうチャンネルを立ち上げることができたはずです。最初からスタッフゾロゾロというチャンネルを。ビジネス観点、事務所目線から言えば「そうするべき」という考えもあります。しかし、今回羽生氏が投稿した「はじめまして。」の動画は、おそらく自ら撮影し、自ら編集し、自ら字幕をつけ、自ら使用できる音楽を探し、自分で動画をアップロードし、自分で概要欄のテキストを打ち込み、自ら公開時刻を定めて投稿したものだろうと思います。きっと、いつもの壁の前で撮り、いつもの編集ソフトで作った動画であろうと。
動画冒頭の一端ボヤッとしてからクリアになるところや、そこでBGMの音量が小さくなるところ、あいさつを終えて再びボヤッと暗転してBGMが大きくなるところ、動きのある字幕が表示されるところ、最後にフェードをかけて自然に音楽が消えるところ。素人なりに動画編集をしていると、そのひとつひとつに「手間」を感じます。現代の若者にとっては当たり前の作業なのかもしれませんが、動画っていろいろやることがあるんだよなぁと思ってしまいます。
編集スタッフに任せれば、テレビのような動画にすることもできるでしょう。そのほうがラクだし見栄えもよいでしょう。ただ、ラクをするのではなく、自らチャンネルを作り、育てていくことを「楽しみ」として、自分の手を動かしてくれているのだろうと思います。フォントを決めたり、音楽を選んだり、ロゴやヘッダーの制作を依頼したり、「これってどうやるの?」を調べて解決したり、そういうことのひとつひとつを楽しんでくれているのだと。これぞ本物のYouTubeです。発信したいことがあって、自らそれをやる、本物のSNSです。
だから、どんなことを発信するのかはわかりませんが、これから先の未来でも変わらずに、「本当に自分自身が発信したいこと」をやってほしいなと思います。そりゃアンケートでもされたら「ハイ!お風呂から雑談ライブ配信をして、身体のどこから洗うかクイズ大会をしてほしいです!」みたいなことも言うでしょうが、僕らが見たいものを察するのではなく、本当に自分自身が発信したいことをやってほしいなと思います。それが本物のSNSだと思いますので。本当の本人とつながり、「これを見せたい」というものを見られることが、コチラにとっては何よりの宝物なのです。コチラの気持ちを当ててほしいのではなく、そちらの気持ちが知りたいのです。
繰り返しになりますが、コチラにも「やれること」即ち「楽しみ」があります。
フィギュアスケーター羽生結弦は19歳で五輪の金を獲っていますので、気づいたときにはもう世界一の選手だったという人も多いでしょう。階段をのぼっていく過程を経験していない人がたくさんいると思います。日本一になった、世界一になった、そういう節目を体験しそびれている人が。
しかし、これから始まるプロとしての挑戦は、もう一度それを体験できる絶好の機会です。シルバーからゴールド、ゴールドからプラチナへとステップアップすることなんて、ものすごくわかりやすい階段ですよね。過ぎ去った過去をやり直すことはできませんが、同じような喜びを感じることは、これから先の未来でも何度でもできるはずです。「過去に転生して幼稚園から推したい」はできなくても、生まれたての羽生プロを推して、一緒に成長することは今からでもできるのです。
一緒にその階段をのぼっていけたら、楽しいなと思います。
コチラにとっても喜びがあるなと思います。
コチラにとっても喜びがあるなと思います。
羽生結弦公式YouTubeチャンネルのご発展を心から後押しします!
自分で編集するの大変だと思うので、どこかで増員を検討してくださいね!
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