きょう8月8日は、2012年の全米オープンチャンピオン、ウェブ・シンプソン(米国)の誕生日。1985年生まれで、きょうで37歳。現在、世界ランキング74位、これまでに米ツアー通算7勝を挙げている。
アーノルド・パーマー奨学金を得て進んだウェイクフォレスト大時代は、米国と英国の対抗戦「ウォーカーカップ」や、米国選抜と世界選抜の対抗戦「アーノルド・パーマーカップ」などに出場。オールアメリカンにも選出されている。
2008年のプロ転向後は、09年から2年連続でシード権獲得。11年の「ウィンダム選手権」でツアー初優勝を決めると、同年の「ドイツバンク選手権」でシーズン2勝目を飾り、賞金ランキング2位に入った。翌12年の「全米オープン」でメジャー初制覇。これにより世界ランキングは自己最高の5位に浮上し躍進を遂げた。
しかし、16年のアンカリング禁止のルールの影響もあり、14年からは勝利から遠ざかってしまう。ロングパターからレギュラーパターへ、パターを持ち替えてからは、パットのスタッツが大きく落ち込み、不振に陥った。浮上のきっかけとなったのは、中尺パターとクロウグリップを取り入れたこと。18年の「ザ・プレーヤーズ選手権」では、2位に7打差をつけて最終日を迎え、最終72ホール目にセカンドを池に入れてダブルボギーを叩くも、2位に4打差をつけて、およそ5年ぶりの勝利を飾った。
20年には「WMフェニックス・オープン」、「RBCヘリテージ」とシーズン2勝を挙げたが、今季は18試合に出場し、トップ10入りは1度のみ。きょう最終日を迎えた、レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」は棄権となり、フェデックスカップポイントランキング121位(暫定)でシーズンを終えようとしている。

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