ユーヴェではまだ“124分”のプレイのみ ブラジルの新星に明確な育成プランはあるか
今冬にフィオレンティーナからFWドゥシャン・ヴラホビッチ、今夏にはフリーでアンヘル・ディ・マリアを迎えるなど、ユヴェントスはスクデット奪還へ着々と攻撃陣に手を加えている。中でもヴラホビッチは目玉プレイヤーで、前線がヴラホビッチ中心で動いていくのは間違いない。
彼らビッグプレイヤーの波に呑まれることなく成長を続けられるだろうか。気になるのは、昨夏にブラジルのサントスから加入した20歳のFWカイオ・ジョルジだ。
伊『Gazzetta dello Sport』によれば、ジョルジの復帰は11月頃になると予想されている。出番を求めるなら今冬にレンタルへ出るのが理想的で、ヴラホビッチのいるユヴェントスで出番を得ていくのは難しいだろう。
SNS上では、早くもガビゴルことガブリエウ・バルボサと重ねる意見も出ている。ガビゴルは2016年に期待の若手アタッカーとしてジョルジと同じサントスからインテルへ移籍したが、この欧州挑戦は大失敗に終わった。インテル、その後移籍したベンフィカでも出番を得られず、2年でブラジルに戻る決断を下している。
ビッグクラブなら仕方のないところもあるが、セリエAでは若手になかなか出番が回ってこないところもある。ここまではジョルジもほとんどピッチに立てていないが、今季は状況を変えられるだろうか。