コリンチャンスでプレイするウィリアン photo/Getty Images

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2020-21シーズンにチャンピオンシップ(英2部)へ降格してしまったものの、1年でプレミアリーグ復帰を果たしたフラム。再び降格するという憂き目を避けるため、元ブラジル代表FWウィリアンの獲得も目論んでいるようだ。

まもなく34歳の誕生日を迎えるウィリアンは、かつてチェルシーやアーセナルで活躍。2021年8月からは母国ブラジルへと戻り、プロデビューを果たした古巣コリンチャンスでプレイしている。

英『Daily Mail』によれば、フラムは1部残留を目指し、ウィリアンの獲得も検討しているという。ウィリアンとコリンチャンスの契約期間は残り16ヵ月となっているが、ヨーロッパへの移籍を許可するリリース条項があるようだ。

今季のフラムは、攻撃の中心的存在だったMFファビオ・カルヴァーリョこそ、リヴァプールへ放出してしまったものの、昨季チャンピオンシップで44試合43ゴールを決めたエースFWアレクサンダル・ミトロビッチや、10ゴール19アシストを記録したMFハリー・ウィルソンはクラブに残留。そこへGKベルント・レノやMFアンドレアス・ペレイラといった名のある選手を加えており、期待の持てる陣容を揃えている。

そんなフラムにウィリアンが加わるとなれば、プレミアリーグの楽しみがまた一つ増えることになるが、コリンチャンスに移籍して以降の彼は、この1年間でリーグ戦ノーゴール4アシストとあまり結果を残せていない。プレミアで8シーズン戦い抜いた経験は、必ずフラムの力となるはずだが、戦力としてはどれだけ計算できるのか。