三振を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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昨季サイ・ヤング賞のレイの前に3打席目までは空振り三振を喫した

■エンゼルス 4ー3 マリナーズ(日本時間6日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場した。第4打席に内野安打を放って2試合連続安打としたが、今季ワーストの1試合4三振。5打数1安打で打率.257となった。チームは延長10回の接戦を4-3で制して連敗を2で止めた。

 相手先発のレイとは初対戦となった大谷は、昨季サイ・ヤング賞左腕に苦戦した。第1打席は速球に空振り三振。第2、第3打席はスライダーに翻弄されてバットは空を切り、3打席連続三振の屈辱を喫した。それでも8回1死一塁の第4打席、2番手のスワンソンからボテボテの当たりがシフトの逆をつく幸運の三塁内野安打となり、2試合連続安打となった。延長10回の第5打席は空振り三振。大谷の1試合4三振は昨年7月17日マリナーズ戦以来、3度目だった。

 先発のサンドバルが6回途中3安打無失点の好投で今季4勝目。初回にアデルの適時打で1点を挙げ、8回にはスタッシーが待望の2ランで追加点。しかし9回に4番手のチャベスが3点のリードを守れず、試合は延長に突入した。タイブレークの10回にウォードが右犠飛を放ち、これが決勝点となった。(Full-Count編集部)