『モンスターズ・インク』より左からスミティ、ニードルマン、ロズ、サリー、マイク、セリア、ウォーターヌース、ランドール、ファンガス
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 『トイ・ストーリー』シリーズなどのヒット作を生んできたディズニー/ピクサーによる『モンスターズ・インク』が今夜(5日)、日本テレビ系金曜ロードショー枠(毎週金曜夜9時〜)で本編ノーカットで放送される。放送を前に、日本語吹き替えを務めた豪華なキャストを振り返る。

 本作は、ピクサー・アニメーション・スタジオにとって4作目の長編アニメーション。日本では2002年に公開され、興行収入95億円の大ヒットを記録した。舞台は、モンスターたちが夜な夜な子ども達を脅し、その悲鳴を集めてエネルギーにしている会社「モンスターズ・インク」。その社員であるお調子者のマイクのコンビが、モンスターの世界に迷い込んできてしまった人間の女の子を発見したことから大騒動が巻き起こる。監督のピート・ドクターは、本作で初監督を務めたのち『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)、『インサイド・ヘッド』(2015)などの監督を務めたほか、数々のディズニー&ピクサーのヒット作に製作総指揮として参加している。

 心優しい性格と裏腹に、会社でNo.1の怖がらせ屋であるサリー(ジョン・グッドマン)に石塚英彦(ホンジャマカ)。その相棒でお調子者のマイク(ビリー・クリスタル)に田中裕二(爆笑問題)。二人を翻弄する好奇心旺盛な人間の女の子ブー(メアリー・ギブス)に井上愛理。怖がらせ屋のNo.2でサリーにライバル心を燃やすランドール(スティーヴ・ブシェミ)にアニメ「銀魂」の岡田似蔵や『シンドバッド』シリーズなどの青山穣。

 社長のウォーターヌース(ジェームズ・コバーン)に「ハクション大魔王」「笑ゥせえるすまん」などの大平透。受付嬢セリア(ジェニファー・ティリー)に「サクラ大戦」「魔神英雄伝ワタル」や『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジ役などの高乃麗(たかの・うらら)。派遣部の責任者ロズ(ボブ・ピーターソン)にウーピー・ゴールドバーグの吹替や『リメンバー・ミー』『バズ・ライトイヤー』などの磯辺万沙子。ヒマラヤに住む雪男イエティ(ジョン・ラッツェンバーガー)に「ヱヴァンゲリヲン」シリーズの碇ゲンドウや「銀魂」のマダオこと長谷川泰三などの立木文彦。

 ランドールの相棒ファンガス(フランク・オズ)に、声優としてはブライアン・クランストンやマイケル・キートンの吹替などで知られる牛山茂。絶叫フロアの世話係スミティとニードルマン(共にダニエル・ガーソン)にNHKの教育番組「たんけんぼくのまち」のチョーさんとして親しまれ、『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役などでも知られる長島雄一(チョー)と、「くまのプーさん」のプー役などの亀山助清。新人教育係のフリント(ボニー・ハント)に渡辺美佐、怖がらせ屋のモンスター、ジョージ(サム・ブラック)に茶風林。(編集部・石井百合子)