第1戦の6回に中前適時打を放つカブスの鈴木誠也

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第1戦:○ カージナルス 4 − 3 カブス ●

第2戦:○ カージナルス 7 − 2 カブス ●

<現地時間8月4日 ブッシュ・スタジアム>

 カブスの鈴木誠也外野手(27)が4日(日本時間5日)、カージナルスとのダブルヘッダーに2試合連続「4番・右翼」で先発フル出場。2戦合計7打数1安打1打点の結果に終わり、チームは5連敗となった。

 第1戦のカージナルス先発は、ここまで8勝(8敗)を挙げている元巨人のマイコラス。鈴木は初回の第1、4回の第2打席とも空振り三振に倒れたが、1点リードで迎えた6回の第3打席は、一死二塁の好機で1ストライク後のスライダーを中前へ弾き返した。二塁走者が生還し3試合ぶりの打点をマーク。続くホーナーの中前打で三塁へ進むと、6番・ウィズダムの中犠飛で3点目のホームを踏んだ。

 カブスは6回まで3−0とリードするも、7回以降に投手陣が失点を重ね逆転サヨナラ負け。第1戦の鈴木は4打数1安打1打点の結果だった。

 第2戦はカージナルスの先発左腕・キンタナの前に初回の第1打席は空振り三振、4回の第2打席は右飛に倒れた。1点を追う7回の第3打席は無死一塁で2番手右腕・ヒックスと対戦。100マイル(約161キロ)超えのツーシームに食らいつき、最後は高めに抜けた9球目のスライダーを見送り四球で出塁した。5点を追う9回の第4打席は無死一、二塁の好機で4番手右腕のストラットンの前に空振り三振。第2戦は3打数無安打、1四球1三振の結果で2戦合計7打数1安打1打点。打率は.252、OPSは.754にダウンした。

 カブスは第2戦も7回以降に投手陣が5点を失いダブルヘッダーに連敗。7月30日(同31日)のジャイアンツ戦から続く連敗は「5」に伸び、借金は「22」に膨れ上がった。