アーセナルの新陣容に英注目【写真:ロイター】

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クリスタル・パレスとの開幕戦を控えるなか、新シーズンの陣容にフォーカス

 イングランド1部アーセナルは、現地時間8月5日にクリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦を控えるなか、現地メディアは新シーズンの陣容に注目。

 トップ4入りを逃した昨季との比較から「選手層の厚さを大幅に向上させた」と指摘している。

 昨季のアーセナルは、シーズン開幕前にDF冨安健洋やGKアーロン・ラムズデールを筆頭に、20代前半の若手選手を一挙に獲得。若返りと戦力アップを実現させたが、怪我人が相次いだ影響もあり、シーズン終盤に失速し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位入りを逃した。

 新シーズンに向けて補強が“急務”とされていたなか、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズス、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコといった実力者を、いずれもマンチェスター・シティから獲得。このほかにも、U-21ポルトガル代表MFファビオ・ヴィエイラ(←ポルト)、19歳のブラジル人FWマルキーニョス(←サンパウロ)らを加え、選手層アップを実現させた。

 そんななか、英紙「ザ・サン」がアーセナルの新たな陣容に注目。「今季アーセナルの驚異的な強さ、各ポジションに“ワールドクラス”のバックアッパーを配置」と見出しを打ち、予想布陣を公開したうえで「選手層の厚さを大幅にアップさせた」と言及している。

 記事では「アーセナルは昨シーズン、最後のハードルで倒れ、ラスト12試合で6敗してトップ4入りをしくじった」と、冨安やキーラン・ティアニー、トーマス・パーティーら怪我で戦列を離れた主力の穴を埋めきれなかった問題点に触れた一方、「今季は(ミケル・)アルテタが招集する選手層が厚く、言い訳はできないだろう」と、新シーズンへの陣容に期待を寄せた。

 プレシーズンでは新加入のジェズスが5試合で7得点と大活躍を遂げ、セビージャやチェルシーといった強敵に勝利を収めてきたアーセナル。トップ4入りに向けて、開幕戦から好スタートを切れるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)