昭和52年に発売するも、まったく売れなかった「岡本太郎トランプ」在庫の一部が実家から発掘された人現る

@館長(@PPPppppppQQQ)さんが実家で発見した、「70年代発売の岡本太郎トランプ」が注目されている。
そういえば私が子どもの頃講談社で岡本太郎トランプを作ったけど全然売れなくって返品の山だったそうでうちの父が1ダースぐらいもらってきたことがあった(で母が近所に配ってたw) https://t.co/2WTwIcS7JT
— @館長 (@PPPppppppQQQ) 2022年7月26日
こちらのトランプは、1977年に講談社から発行された「豪華版 岡本太郎 オリジナル美術トランプ」で、箱にはなんと定価12,800円と記載されている。正直言って、今見てもなかなかのお値段だ。
ちなみに大阪万博は1970年に開催されているので、このトランプは大阪万博から7年後に発売された作品ということになる。1977年(昭和52年)の頃と現在では物価が違うため一概に比較できないが、当時の一万円といえば、今の1.2倍くらいの価値があったかもしれない。
@machtoranoana 当時の講談社が何を考えて12800円のトランプを作ったのか謎です
— @館長 (@PPPppppppQQQ) 2022年7月26日
Twitterユーザーからは、「人類にはまだ早すぎたんだな…」「眺めてるだけで楽しい」など様々な反応が寄せられた。
1970年代に発売され全然売れなかったという岡本太郎トランプがこちら「そりゃ売れないだろうw」
岡本太郎トランプを見つけた@館長さんも「そりゃあ売れないだろうw」とコメントしている。
岡本太郎トランプと出会った時の思い出
今回トランプのことを思い出したきっかけを教えてください。子供の時、トランプの絵柄を見てどう思いましたか?Eテレ放送の『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』を見ているうち、昔家に岡本太郎トランプがたくさんあったことを思い出しました。
ご両親は当時、トランプにどのような反応をしていましたか?私は「太陽の塔」をカッコいいと思っている子供だったので、岡本太郎トランプもカッコいいと感じました。
ただ家族や友達からは「トランプの絵札がわかりにくい」と不評でした。
ご所有のトランプは、今後どのようにされるご予定ですか?岡本太郎トランプはまったく売れず返品の山だったので、発売元の講談社に勤めていた父は、「大変だ、弱った」としきりに嘆いていました。
母は「こんなの売れるわけないじゃない」と、父がもらってきたトランプを知人にあげていました。
@toroco_toromi 12800円のトランプ買う人はそんなにはいないですよね〜講談社は大赤字だったと思います
— @館長 (@PPPppppppQQQ) 2022年7月26日今回、母にトランプの話をしたら、初めは覚えていない様子でしたが「あるとすればこの辺」とごそごそクローゼットを漁っているうちに「あったあった」と思い出していました。
今回未開封のトランプが2個発見されたので、本当は開けて並べて見たい気持ちもありますが、今は開封する勇気が出ずにそのまま保存しています。
開封する勇気が出ない😅💦 https://t.co/X393YGOEuQ
— @館長 (@PPPppppppQQQ) 2022年7月26日
なお「岡本太郎トランプ」は現在もAmazonなどで購入できる。8月3日時点でAmazonでの販売価格は5500円(税込)で販売されており、当時よりは買い求めやすくなったのではないだろうか。
@館長さんは様々なプラモデルを制作し、自作のプラモデルを出品できるガレージキットの祭典、通称「ワンフェス」にも出展している。
Twitterアカウントの画像欄には、プラモデルやガレージキットの制作・着色の過程がシェアされているので、興味のある方はぜひ一度@館長(@PPPppppppQQQ)さんをフォローしてみて欲しい。
@館長さんはTwitter以外にも、ホビコム等のサイトで作品を公開しているので、こちらを見るのもおすすめだ。
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