『シングル・アゲイン』ニール・パトリック・ハリス、初の男性とのラブシーンで感じた大きな違いとは?

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大人気シットコム『ママと恋に落ちるまで』で9シーズンにわたり、女好きなプレイボーイのバーニー役を演じて人気を博したニール・パトリック・ハリス。プライベートでは同性愛者であることを公表している彼が、Netflixの新作ドラマ『シングル・アゲイン』で意外や初となるゲイの主人公役に挑み、その記念碑的な作品について語っている。

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『シングル・アゲイン』の主人公は、17年間も一緒にいたパートナーが突然出て行くまで、自分の人生を完璧だと思っていた不動産ブローカーのマイケル。ソウルメイトを失い、40代半ばで独り、大都会ニューヨークで生きることになった彼の物語が描かれる。

夫で俳優のデヴィッド・バーカ(『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』)と双子たちとの楽しそうな日常を自身のInstagramにあげているニールは、2006年に同性愛者であることをカミングアウト。イギリスドラマ『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』では、HIV/エイズ患者たちがどのように社会から扱われていたかがわかる重要なキャラクターの一人としてゲスト登場をしていたが、主人公としてゲイのキャラクターを演じるのは本作が初めてとなる。

ベッドシーンでは相手が…

米TV Lineの取材に応じたニールが、「(主人公として)初のゲイ役をどう感じていますか?」と質問され、こう答えている。「“誇り”という言葉が論理的な反応だろうね。実際、その通りだと思う。でも、そういうアルゴリズムに基づいて、役を選ぶことはあまりないんだ。ゲイとストレートの関係が描かれるコンテンツがたくさんある時代だから、こういう番組に出演できるのは良いことだと思う。ゲイにフォーカスしているというよりもロマンティックコメディの趣が強くて、普遍的な感じの作品だと思う」と回答。特に意識して、ゲイ役を選んだわけではないと明かしている。

またニールは、ゲイ役を演じる大きな違いについても語っている。「お尻を丸出しにして、よく知らない男性とベッドシーンを演じていたら相手がキュートに思えてきて、嫌ではなかったよ」と、ユーモアを交えてコメント。やはり、ラブシーンの相手は男性の方が気楽なようだ。

『シングル・アゲイン』キャスト&製作陣

ニールの脇を固めるキャストは、『MACGYVER/マクガイバー』でチャーリー・ロビンソン役を演じたエマーソン・ブルックス、ブルックス・アシュマンスカス(『グッド・ワイフ』)、『コード・ブラック 生と死の間で』のリアン・ロリッシュ役で知られるマーシャ・ゲイ・ハーデン、ティシャ・キャンベル(『Empire 成功の代償』)ほか。『SEX AND THE CITY』シリーズを大ヒットさせ、Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』を手がけたダーレン・スターがクリエイターを務める。

ニールが初めてゲイ役に挑む『シングル・アゲイン』は、7月29日(金)よりNetflixにて配信スタートしたばかり。(海外ドラマNAVI)