すべてを語った告白本が完成したブリトニー・スピアーズ

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米歌姫ブリトニー・スピアーズが自身のキャリア、ストレスに満ちた人生、家族についてすべてを語った告白本がついに完成した。実父による後見人制度が終了してからわずか4か月で出版社と1500万ドル(約17億円)という巨額で契約を結んだ告白本だ。しかしある理由で発売が遅れているという。

ブリトニー・スピアーズに近い情報筋が米メディア『TMZ』に伝えたところによると、今年2月に出版社「サイモン&シュスター(Simon & Schuster)」と画期的な契約を結んだブリトニーの告白本が最近完成したという。ブリトニーと出版社は来年1月の発売を目指しているが、紙不足で計画が狂ってしまったそうだ。しかもこの紙不足がいつ解消されるかは明確になっていないため、発売日も確定していない状態にある。

今年初め米誌『パブリッシャーズ・ウィークリー(Publishers Weekly)』の報告では、紙不足の主な要因としてパンデミック時に多くの人が本を注文するようになり需要と供給のバランスが崩れ、さらに製紙工場での人手不足が拍車をかけているという。

ブリトニーの告白本の契約金1500万ドル(約17億円)は、回顧録としては世界最大手出版社「ペンギン・ランダムハウス(Penguin Random House)」と6000万ドル(約67億円)以上で契約したオバマ元米大統領夫妻に次ぐ金額とみられている。

情報筋によると、告白本の出版には関係ないとされているが、今年1月に発売したブリトニーの妹ジェイミー・リン・スピアーズの辛辣な著書「Things I Should Have Said」をブリトニーは激しく非難しており、書いてすぐに削除したInstagramで次のように記していた。

「ベストセラーおめでとう…今になって本を売って、嘘やでたらめばかり言うなんて神経が図太いわね… 嘘発見器テストを受けて、あなたが私のことで嘘をついていることを大勢の人に確かめてもらいたい!!!! 全能なる神が降りてきて、あなたが嘘をついて私からお金を稼いでいることをこの全世界に示すことができたらいいのに!!!! お前はクズだ、ジェイミー・リン。」

最近は自身のインスタグラムで際どい写真を数多く投稿し、ファンを心配させているブリトニー。『TMZ』によると、ロサンゼルスの裁判所の判事はブリトニーが父親との成年後見人制度の裁判の宣誓証言に応じる必要はないという判決を下したそうだが、父ジェイミー・スピアーズの弁護士はこの判決を不服として控訴する予定という。告白本の出版の遅れや父親との裁判などにより、さらなるストレス増加で情緒不安定にならないことを願うばかりである。

画像2枚目は『Britney Spears 2022年7月31日付Instagram「Reflecting Back!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)