黄ばんでしまった「G-SHOCK」を自分で染めたらめちゃくちゃカッコよくなった!

あるTwitterユーザーが、長年愛用して黄ばんでしまった「G-SHOCK」を自ら染めた様子を公開し、その仕上がりが話題になっている。
愛用のDW-5600LS、ベルトとベゼルがかなり黄ばんできた。クリアカラーの宿命。←ワイの CASIO公式画像→ https://t.co/4MtYuzC1R1
— シラカワリュウ⚡️𝙍𝙞𝙪𝙎𝙃𝙄𝙍𝘼𝙆𝘼𝙒𝘼 (@LaviverRS) 2022年7月25日

黄ばんでしまったスケルトンG-SHOCKを自力で染めてみた結果

投稿者のシラカワリュウさん(@LaviverRS)さんは、もともと白色透明だったG-SHOCKを紫色ベースに染め、ビビットな色の組み合わせが目を引く新たな姿に生まれ変わらせた。
これにてG-SHOCKのベルト&ベゼル染色とスミ入れDIYカスタム完了!かなり愛着が増幅しました!我ながらカッコいい。 https://t.co/Bn8iTeeWZF
— シラカワリュウ⚡️𝙍𝙞𝙪𝙎𝙃𝙄𝙍𝘼𝙆𝘼𝙒𝘼 (@LaviverRS) 2022年7月26日

その仕上がりは、もともとこんな色合いの商品だったかのような自然さ。シラカワリュウさんに、詳しい工程を聞いてみた。
2年前に購入したG-SHOCK。黄ばむことは承知のうえ!
今回染めた時計は、何年くらい愛用されていたものですか?
「DW-5600LS」というモデルで、2年前に新品で買いました。
スケルトンのG-SHOCKについて、ベゼル(文字盤を覆っているパーツ)とベルト(バンド)が経年劣化で黄ばんでしまうことは昔から有名であり、買った時点で「いつかは黄ばむだろう」と覚悟はしていました。
自分で染めてみようと思い至ったきっかけを教えてください

今回のG-SHOCKを染める数週間前に、24年前に祖父(故人)に買ってもらった別のG-SHOCKの電池交換を行いました。
電池交換にあたって、動画サイトなどにアップされているG-SHOCKのリペア関連の動画を見ている中で、ベゼルとベルトを自分で染めるDIYカスタム文化があることを知りました。

動画を見ていると、準備のハードルなどそこまで大変そうではなかったので、黄ばみ始めていたG-SHOCKをカスタムしてみようと思い立ちました。
紫をベースに染めた理由を教えてください
「vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)」という私が最近愛好している音楽ジャンルをイメージしました。ヴァイパーウェイヴのビジュアルイメージとして、紫〜ピンクのグラデーションがかった、朝焼けのような色味が挙げられます。
ので、自分で染めてみます。染料はダイロンマルチのウィンザーパープル。vaporwaveっぽい紫にしたいので一旦これで染めてみて、納得いかなかったらネイビー混ぜて二度染めする予定。初挑戦なので成功するかわかりません。 https://t.co/jNKxSKLWlD
— シラカワリュウ⚡️𝙍𝙞𝙪𝙎𝙃𝙄𝙍𝘼𝙆𝘼𝙒𝘼 (@LaviverRS) 2022年7月25日今回、G-SHOCKのもともとの文字盤色(オレンジ)が合いそうだったので、全体を紫に染めて、文字部分のスミ入れはピンク色でやってみようと考えました。
作業のコツは「ひとつひとつ丁寧に」
同じく時計を染めてみたいと考えている人に向けて、アドバイスやコツを教えてください
私も初挑戦でしたが、一つ一つの作業を丁寧にゆっくりやれば誰でもできるんじゃないかと思います。
一つ注意としては今回使った「ダイロンマルチ」という染料は強力ですので、粉末状態(お湯に溶かす前)で触ってしまうと大変なことになります(笑)。私も手が紫色になりました。
着色する時は、ビニール手袋の使用をオススメします。

私と同世代の方は、10代の頃に使っていたG-SHOCKが引き出しの奥に眠っていたりするかもしれません。
スケルトンG-SHOCKはおそらく間違いなく黄ばんでいると思いますが、DIY染色をしてみて、再び「相棒」として使えるようにしてみると、かつての思い出がよみがえるのではないでしょうか。
手元に、経年劣化で色が変わってしまったG-SHOCKがある方は、シラカワリュウさんの投稿を参考にカスタマイズにチャレンジしてみるといいかもしれない。(※あくまで自己責任で!)
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