PSMに挑むケイタ photo/Getty Images

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コミュニティーシールドでマンチェスター・シティを下したリヴァプール。今季もリーグ王者のシティと優勝を争う筆頭候補となるだろう。そんなリヴァプールにおいて、さらなる飛躍に期待したいMFがナビ・ケイタだ。

2018年にライプツィヒから加入後はケガの影響もあり、ケイタはなかなか本来の力を発揮できなかった。初年度こそプレミアリーグ25試合2得点を記録したものの、次の2年間で28試合と出場時間が減少。8番を背負うプレッシャーも彼に大きくのしかかったことだ。

それでも昨季は主力の1人として活躍。UEFAチャンピオンズリーグでは強烈なミドルシュートを決めるなど結果を残し、ファビーニョとチアゴ・アルカンタラとともにボール保持時に攻撃的に出るとき中盤で数多く起用されており、プレミアリーグで23試合に出場し、3ゴールを決めるなどリヴァプールでも多くの輝きを放ったシーズンとなった。

今季はハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョといった若い中盤戦士との競争にもなるだろう。リヴァプールで中盤は層の厚いポジションではなく、ケイタの奮起がチームの戦力にも大きくつながっていく。足元の技術に走力、スタミナにも長けているケイタがさらに活躍することによって、昨季逃したタイトルを獲得することができるだろう。