「絶対的なダイヤモンド」とチームメイトから称賛されるB・シウバ バルセロナが資金を得たことで去就は不透明に?
マルク・ククレジャの獲得が難航しているマンチェスター・シティだが、自チームの引き抜きにも注意する必要がある。ベルナルド・シウバのことだ。
ポルトガル代表MFとシティの契約は2025年まで残っているが、バルセロナが以前からB・シウバの獲得を目指している。バルセロナは財政難に悩まされているクラブであったが、現在は放映権を売却して資金を得ており、今夏の移籍市場でロベルト・レヴァンドフスキら複数の即戦力を獲得している。プレシーズンマッチでの成績は上々であり、ここにB・シウバが加われば手が付けられなくなる。
「彼はドレッシングルームの接着剤だ。そんな選手は貴重です」
B・シウバをドレッシングルームの接着剤と英『Football Insider』で例えるのはシティのジョン・ストーンズだ。シティの公式SNSではトレーニングの映像や写真が公開されており、B・シウバを中心に選手が集まっていることが多い。賑わいを見せており、B・シウバは選手から好かれるプレイヤーなのだろう。とくにエデルソン・モラレスと戯れている映像は記憶に新しい。
さらにストーンズは「彼はピッチ内でもピッチ外でも絶対的なダイヤモンドだ。彼は特別だ。ペップは彼を失いたくないだろうね。絶対にね」とも話しており、指揮官から絶大な信頼を得ているとも明かしている。
実際にB・シウバがシティで担うタスクは大きく、他の選手で埋まるものではない。攻撃面、守備面での貢献度が高く、売却したとしてもかなりの高額になるはずだ。以前は8600万ポンドの移籍金が必要といった話も出ており、バルセロナは持ち手の資金で足りるのだろうか。
シティに残留、バルセロナに移籍と情報が錯そうしているB・シウバの去就。彼を獲得したことで得られるクラブでの恩恵は大きく、今後の動きに注目だ。