5回に決勝点となる来日1号ソロを放つ中日のレビーラ (C)Kyodo News

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● 広島 0 − 3 中日 ○

<16回戦・マツダスタジアム>

 中日は後半戦2連勝スタート。この日出場選手登録されたばかりの新外国人ペドロ・レビーラ内野手(23)が、特大の来日初アーチ含む2安打2打点と活躍した。

 キューバ出身のスラッガーは6月に育成選手として来日。前日の同戦でスタメン出場し初安打を放ったガルシアとともに、7月27日に支配下契約を勝ち取った。背番号は『94』となり、この日は「6番・左翼」で一軍初出場初スタメン。5回の第2打席、広島先発・アンダーソンの高めスライダーを振り抜いた打球は、左翼席後方の防球ネットにぶち当たり特大の先制ソロとなった。

 2点リードの8回は、一死二塁で3番手の九里と対戦。3球目のシュートを捉えた打球は三塁戦を破る適時打となり、貴重な3点目を叩き出した。

 新助っ人はさっそくヒーローインタビューに呼ばれ、来日初安打となった特大の決勝ソロについて「打てる球を待っていて、完璧に近い形で打てた。使ってもらって感謝しています」と喜びのコメント。今後の意気込みを問われると「ドラゴンズを助けるために来ました。精一杯頑張ります」と初々しく話した。

 衝撃的なデビューに、ネット上には「レビーラ楽しみしかない」「これぞ救世主」などと、竜党による歓喜コメントが溢れた。また、身長175センチは、キューバの先輩でNPB通算175本塁打&513打点を誇るソフトバンクのデスパイネとまったく一緒。体形や打撃スタイルも似ていることから「これはデスパイネ二世!」「デスパイネのようにジャパニーズドリームをつかめ!」との書き込みも見られた。