秋倉諒子さん

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 7日28日22時、Prime Videoによる婚活リアリティー番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2の最終回が配信される。

【写真】Twitterでハッシュタグができるほど人気、参加していたイケメン会社経営者

「'17年から配信された『バチェラー・ジャパン』の男女逆転版で、女性が男性を選ぶ設定だからか、共感しやすかったです。バチェロレッテが愛の言葉をちゃんと言ってくれる男性を選ぶのもわかります。女性は“言葉”が欲しいんです」

 そう語ったのは『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加した秋倉諒子さん(31)。秋倉さんは最終的にバチェラーの黄皓さん(35)と結ばれた。Instagramのフォロワーは26万人を超え、番組参加者の中でも高い人気を得ている。

バチェロレッテ2の最終回の見どころ

『バチェロレッテ・ジャパン』は独身女性が主役で17名の男性候補者から結婚相手を選ぶというストーリー。個性的な男性陣の中で秋倉さんが注目している“推しメン”は――。

「会社経営者の早瀬恭さん(38)。番組公式ホームページで上がっていた紹介動画を見ていいなと思っていました。初回のローズセレモニーで話す機会がなく帰られてしまったんですが(苦笑)。あとはやはり長谷川恵一さん(37)ですね。背も高く、雰囲気がかっこいいなと思いました」(秋倉さん、以下同)

 早瀬恭さんは番組開始前からTwitterで#チーム早瀬とハッシュタグができるほど人気だった。それにも関わらず、出演シーン自体もあまりなく初回で去った。ネット上では“次回のバチェラー候補なのでは”との噂が上がっている。

 秋倉さんから見て、今回のバチェロレッテである会社経営者の尾粼美紀さん(29)はどういう印象だったのか。

「すごく芯のある女性ですね。普段からモテてるでしょうし、男性の転がし方も上手いなと思います(笑)。短い時間の中で、みんな本当に美紀さんを好きなっていきますよね。美紀さんも笑顔が素敵だし褒め上手。お仕事などで培われたのかもしれません」

 尾崎さんは男性にアプローチされた際、普通なら“いやいや、そんなことはないです”と言ってしまうところも“ありがとう、嬉しい”と返す。みんなで盛り上がるBBQのシーンでは、黙々とウインナーを焼く男性を褒めるなど、しっかり男性の行動を見ている。

 尾粼さんは今の会社を学生時代に起業。コスメブランドの販売やメディア広告を手掛ける会社のCEOで、年商17億円とも言われている。才色兼備の“ハイスペック女子”だ。

ガチ婚活でバチェラーに参加

 秋倉さんは『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加したのはなぜ?

「私は結婚がしたくて参加しました。結婚したいと思える人じゃなかったら、最後まで残りたいとも思ってなかったですしね。バチェラーに参加する前にいた当時の事務所に参加はすごく反対されました。でも、その時私は芸能をもう辞めるつもりだったので」

 純粋に運命の人を見つけるために参加したという秋倉さん。現場はかなり大掛かりな撮影だった。

「日常とは違う環境で数か月過ごす状況だと女性1人の尾崎さんは孤独で不安だと思います。男性の支えてくれるような言葉や、対等に接してくれる対応が嬉しいと思います」 

 ヘリコプターでのデートや打ち上げ花火など、非日常の豪華なデートを楽しむ一方、番組の情報を外部に漏らさないために、参加者はパソコンや携帯を管理され、出演していることは家族以外に口外してはならないので、孤独や不安は募るだろう。とはいえ、積極的に急速に距離が縮まることに拒否反応を示す参加者もいる。

「例えば、バチェロレッテ2に参加しているマクファーさんのように、あそこまで積極的にグイグイ来るタイプは無理だという人は私の周囲にもいます。けど、真っ直ぐに気持ちを伝えているマクファーさんが残っているのはわかりますね」

 番組ではとにかく“伝えること”が響くようだ。一方で、主役のバチェラー、バチェロレッテ以外の参加者は孤独ではないという。

「参加者は期間中、ヴィラの同じ空間でずっと一緒に過ごします。2人部屋で合宿のようでした。“同じ釜の飯を食う“の言葉通り、参加者同士はすごく仲良くなりました。同部屋だったのんちゃんは今もよく連絡を取り合います。大人になって友達ができることはそうないですし、それだけでもいい経験になったと思っています」

 最終回配信後の出演者のSNSを見ても、交流をしている様子がうかがえる。しかし、大勢のスタッフや参加者がいる中で、本当に“恋愛モード”になれるのか。

「最初のカクテルパーティなどは緊張しました。けど、その緊張は番組にでること対してではないです。それよりも喋らなきゃ、気持ちを伝えなきゃ、という意識の方が強かったですね。

 もともと、恋愛で自分からいくタイプではありませんでした。昔はツンケンしていて、私の鼻が高かったのかも(笑)。けど、この旅では自分からいかなきゃ始まらない。そこは考えさせられました」

 周囲は気にならず、とにかく相手のことを考えていたという。番組では積極的に行動し、しっかり気持ちを伝えていた。

「そういうところを切り抜いてもらえたので(笑)。ただ、配信された私も偽りのない私ではあります。あの旅の中は覚醒したかのように自分に向き合い、思考も整理されていたので、実際に積極的になっていたのかもしれません」

 秋倉さんは“サバサバ”とした雰囲気のタイプだが、それは母親の影響もあった。

「祖父や祖母とも一緒に暮らしていたので、愛されて育ったと感じています。ただ、周りと少し違いがあったのは、母がバリバリ仕事をしていて、父は料理など家庭のことをするような役割だったところ。格好いいお母さんを見て育ったので、母のようになりたいとずっと思っていました」

仕事、結婚……秋倉さんの今とこれから

 秋倉さんはパーソナルトレーナーをしながら、様々なことに挑戦中。慌ただしい毎日だが、日常を心地よく過ごすための“自分ルール”がある。

「自分に嘘をつかず、ネガティブなものはコントロールすることです。たとえば、世の中の悲しいニュースも、触れなくていいものは見ない。自分の機嫌をよくする、整える方が優先です。

 あとは、落ち込んだりすることがあったら、トレーニングへ行くことも決めています。身体を動かすと気分は変わりますし、そういうことを伝えたいです。会員もまた新しく募集しようとしているところで。ただ、無理をせず自分のペースでと思っています」

 出演後は仕事もプライベートも充実し、まさに番組のおかげだと話す。黄皓さんと結ばれた秋倉さんだが、結婚について伺うと――。

「まだ予定はないですが、今は仲良く順調にお付き合いさせていただいています。ちょうどあの最後の日から1年が経って、1周年のお祝いをしました。ぎっしりいっぱいに手紙を書いてくれて、普段そんなことをするタイプじゃないのですが、気持ちを伝えてくれて。私は幸せ者です」

 オンラインでのインタビュー中も後ろには黄皓さんの姿がチラチラと……。秋倉さんの交際は順調のようだ。尾粼さんもこの番組を通じて幸せを掴んでほしい。