パウロ・ベント監督

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27日のE-1選手権で、引き分けでも優勝が決まった韓国は日本に0-3と敗れてしまった。試合後、オンラインの会見に現れたパウロ・ジョルジ・ゴメス・ベント監督はニコリともせず敗戦の弁を述べた。

「想像していたとおりの試合だったと思います。最初の2戦とは違う試合になると思っていました。日本は90分間我々よりよかったので優勝にふさわしかったと思います。ベストを尽くしたのですがミスが多すぎました。こういう試合でこれだけのミスをすれば代償を払わなければなりません。日本を称賛したいと思います」

「日本のプレーに関しては90分間をとおして予想どおりでした。ですが自分たちにミスが多かった。スペースを見つけようと思ったのですが与えてくれなかった。中盤から守備的なプレーを強いられて、そこでミスが起きて、そこで日本がそのチャンスをものにしたということです」

ベント監督は日本のどんな弱点を突こうと思っていたのか。

「このような結果のあとに、私が日本の弱点を羅列するのはいいとは思えません」「前半狙いどおりのチャンスがあったのですが、もっと決定的なチャンスを作る能力が足りなかったと思います」と一度は渋った監督だったが、最後に「戦略としては日本の守備ラインの裏のスペースを活用しようと思っていたのですが、できませんでした」と明かしていた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:スエイシナオヨシ/PICSPORT】

▼ パウロ・ベント監督

(撮影:スエイシナオヨシ/PICSPORT)


▼ 佐々木翔、谷晃生、谷口彰悟、畠中槙之輔

(撮影:スエイシナオヨシ/PICSPORT)


▼ 韓国代表を下し、4大会ぶり2度目の優勝を飾った森保ジャパン

(撮影:スエイシナオヨシ/PICSPORT)


▼ 写真は、豊田スタジアムに駆け付けたサポーター

(撮影:スエイシナオヨシ/PICSPORT)