フォルタレーザのMFヤゴ・ピカチュウ【写真:Getty Images】

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ブラジル1部フォルタレーザを退団、初のJリーグ移籍決断と海外指摘

 J1の清水エスパルスがブラジル人助っ人の獲得に迫っているようだ。

 海外メディアは、ブラジル1部フォルタレーザの同国出身MFヤゴ・ピカチュウの去就動向について「80万ドル(約1億1000万円)で移籍」と伝えている。

 30歳のピカチュウは、右サイドハーフ、右サイドバック、ウイングでもプレー可能なユーティリティプレーヤー。今季公式戦48試合で15ゴールをマークしているなか、ブラジルメディアでは今月上旬、清水との移籍交渉が報じられ、その動向が注目されていた。

 アルゼンチン紙「クラリン」によると、ピカチュウは日本行きを決断したようで、「80万ドルで清水エスパルスに移籍し、アルゼンチン人のフアン・パブロ・ヴォイヴォダが監督を務めるフォルタレーザを去ることになった」と報じられている。

 仮にJリーグ入りとなった場合、注目を集めそうなのはその名前だろう。本名はグライビソン・ヤーゴ・ソウザ・リスボアとなっているなか、日本のみならず、世界中で人気の「ポケットモンスター」の登場するキャラクターと同じ名前がついた経緯について、記事ではこう紹介されている。

「子供の頃、背は低いがスピードがあることから、ピカチュウというあだ名で呼ばれていた。その特徴が、同じ黄色で電気で相手を攻撃するポケモンに似ていたため、仲間内でこのニックネームがついた」

「クラリン」紙も「ポケモンの母国にブラジル人選手が到着、初の海外経験で珍しい行き先を手にすることになった」とピカチュウの新天地に熱視線。プレーのみならず、その名前も話題となりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)