ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める江本孟紀氏

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 5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人・岡本和真とヤクルト・村上宗隆の違いについて言及した。

 何かと比べられることの多い2人だが、江本氏は「岡本のバッティングは体の回転がいつも上下動しているようにみえる。バットのヘッドがあがるとか下がるとかあるんでしょうけど、そのへんがもうひとつ決まらないというかね。そこはちょっと村上と違うところですよね」と指摘。

 続けて江本氏は「村上の場合は体の軸が決まっていて、バットのヘッドも同じ位置からスパッとボールに向かって出ていく。体のキレ方が違いますよね」と話した。

さらに江本氏は、巨人・岡本の7回の空振り三振に「タイミングを全く取れない空振りの仕方とかね。このへんは村上と違うところ。村上は打ちにくい球をファウルにするとか、岡本の場合は完全にボールが当たらない。タイミングがズレる」と語っていた。

 3年連続打点王、本塁打王の獲得に期待がかかる巨人岡本、現在打点、本塁打リーグトップの成績を残すヤクルト・村上、ハイレベルなタイトル争いに期待したいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)