森保一監督率いる日本代表【写真:高橋 学】

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米メディア「The18」の内容を受けてレポート

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク24位)は、今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)でスペイン(同6位)、ドイツ(同11位)、コスタリカ(同34位)と同グループとなった。

 韓国メディアは、日本が「死の組度」で8グループ中1番になったと伝えている。

 アジア最終予選をサウジアラビアに次ぐグループ2位(7勝1分2敗)で勝ち抜いた日本は、7大会連続でのW杯出場が決定。組み分け抽選会でスペイン、ドイツと同組になり、そして残り1枠には大陸間プレーオフを勝ち上がったコスタリカが入ることになった。

 過去優勝4回を成し遂げているドイツ、2010年の南アフリカ大会で世界一になったスペインが強敵なのは言うまでもない。名手ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン)を擁するコスタリカも、2014年大会でベスト8に残っている侮れない相手だ。

 韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は「“ドイツ+スペイン”の日本、ワールドカップ死の組度1位に」と見出しを打ってレポート。記事では、米メディア「The18」がグループ分けから「死の組度」を弾き出した内容を伝えている。

 まず、ポルトガル、ウルグアイ、ガーナと同組になった韓国のH組は8グループ中5番目。日本が属するE組が1番になったという。

「ドイツとスペインが同組なら間違いなく問題が生じる。ドイツはロシアW杯とユーロ2020で失望を味わったが、ハンジ・フリック監督就任後は無敗だ。スペインはユーロ2020で4強に勝ち残り、ルイス・エンリケ監督にはプランがある」

「The18」のこのような見解を受けて、「日本は戦力が低いとは言えないが、ベスト16に向けていばらの道なのは事実だ」と伝えている。

 なお、フランス、デンマーク、オーストラリア、チュニジアのD組が、フランスとデンマーク優勢は揺らがないとして、死の組度は最も低い評価となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)