TOMORROW X TOGETHER、初のワールドツアー開催!“MOA”と特別な時間を過ごす

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「公演をしながらMOAの愛が目に見えるようでした」

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ボーイズグループTOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)が、デビュー後、初となる有観客でのコンサートを終えた。MOA(TXTのファンネーム)による青いペンライトの波と歓声で、熱い夏の夜の熱気は冷めることはなかった。

7月3日、TXTはワールドツアー「ACT:LOVESICK」ソウル公演2日目を、蚕室(チャムシル)室内体育館で開催した。ソウル公演は2公演(2日、3日)ともオフラインと同時にオンラインでも中継され、2日間で約1万人の観客を動員した。

「ONE! DREAM!こんにちは。TOMORROW X TOGETHERです」と力強くスローガンを叫んだメンバーたちは、「初のワールドツアーにお越しになった皆さん、ようこそお越し下さいました」と公演の始まりを知らせた。

(写真=BIGHIT MUSIC)

同日、オープニングステージを終えたメンバーあとスビンは、「今回の公演は14の都市に行き、世界中のMOAに会えるということもあり、新しいステージをたくさん準備した。MOAの皆さんとともにする初のワールドツアーの始まりであるこの瞬間を一生覚えている」と挨拶をした。

今回のコンサートは昨年10月に開催された初の単独コンサート「ACT:BOY」以来、約9カ月ぶりに披露する2回目の単独コンサートだ。何よりも今回は、TXTのデビュー後、初の有観客コンサートという点で注目を集めた。

ボムギュは「9カ月ぶりに披露する2回目の単独コンサートだ。初の単独コンサートはオンラインだった」とし、「オン・オフラインを問わず、ファンの皆さんの声を再び聞く日を迎えた。MOAの皆さんにとっても会いたかったし、声も聞きたかった」と、胸いっぱいの気持ちを話した。

(写真=BIGHIT MUSIC)
(写真=BIGHIT MUSIC)

TXTはオープニングステージとして、『0X1=LOVESONG(I Know I Love You)』を披露。テヒョンは「MOAの声援を聞くのは今回が初めてだ。普段よりもイヤモニの声を大きくしたにも関わらず、声援が突き抜けて入ってくる。皆さん歌が上手だ」と褒めた。

続いて、『Wishlist』『Blue Orangeade』『Magic』を披露。ヨンジュンは「3曲のステージを通じて、好きな相手に向けた好奇心とともに魔法のような瞬間を描いた歌を披露した。ここにいるMOAに向けて歌いたい曲だった」と紹介している。

またボムギュは、「『Wishlist』から『Blue Orangeade』、そしてコンサートをする気持ちをそのまま表現した『Magic』まで、楽しい曲を相次いで披露したら、MOAと私たちだけでお祭りに来た気分」と、ときめきを伝えた。

この日はMOAによるペンライトのウェーブも見られた。たった3回の練習で完璧なウェーブを披露したMOAにヨンジュンは「他の先輩のコンサートでファンの方々とウェーブをするのを見て、僕もやってみたかったんです。今日こうして願いを叶えられました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

(写真=BIGHIT MUSIC)

続いて『Magic Island』と『9と4分の3番線で君を待つ』のステージでは、童話の中から飛び出たような映像に、蛍のようなオレンジの光が加わり、幻想的な雰囲気を作り出した。さらに『Can't you See Me?』『Opening Sequence』のステージでは、強烈な魅力でステージを圧倒した。

その後、テヒョンは「ぎっしりと詰め込まれたステージを披露した。セットリストを一編の映画のように準備した」とし、スビンは「まだパフォーマンスの熱気が残っているよう。TXTの“甘じょっぱい魅力”見せられたようだ」と満足した様子だった。

最後のステージを控えて、スビンは「MOAとともにする初めてのワールドツアーのソウル公演が徐々に終わっている。せっかくのコンサートなのに自分が未熟で、残念な気持ちになった」と話すと、ファンは「そんなことない」とレスポンス。

これに対してスビンは笑いながら「昨日の公演で残念な部分があったが、今日はそのような点もよく補われたようだ。 いつになく短期間で多くのことを準備したと思う。 2日間、私たちが幸せだった分、MOAも幸せな気持ちでいっぱいであることを願う」として、本公演のラストメッセージを伝えた。

(写真=BIGHIT MUSIC)

その後、TXTはファンの歓声にアンコール公演で応えた。

スビンは「私たちは、新型コロナ禍のせいで実現しなかったワールドツアーに出る。来週出国するけど、実感が湧かない。でも私たちはたくさんのMOAに会うのが夢なので、逞しくなって頑張ってくる」と約束し、「少し怖くて心配だけど、今日来てくれたMOAのように歓迎してくれると思うと怖くない」と明るい笑顔で話した。

スビンは涙ぐみながら淡々とした声で、「遠くにいるMOAにも新しい姿をお見せして帰ってくる。たくさんの応援ありがとうございます。私たちに与えてくださった思い出を一生忘れずに大切にしたいと思います。 ともにする瞬間を記憶し、お互いを信じてお互いを輝かせられるよう最善を尽くし、歌い、踊ります。よろしくお願いします」と述べてファンの胸を熱くさせた。

韓国での公演を終えたTXTは、これから海外のファンに会うための航海を始める。

TXTは7月7日にシカゴ、9日にニューヨーク、12日にアトランタ、14日にダラスなど米7都市で公演を行い、その後、9月に大阪と千葉、10月にはジャカルタ、マニラ、台北、バンコクなどでコンサートを続ける予定だ。