航空機メンテナンスを手掛ける湖北超卓航空科技(688237/上海)が7月1日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格41.27元に対し、初値は42.86%高い58.96元だった。終値は同68.40%高の69.50元。(イメージ写真提供:123RF)

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 航空機メンテナンスを手掛ける湖北超卓航空科技(688237/上海)が7月1日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格41.27元に対し、初値は42.86%高い58.96元だった。終値は同68.40%高の69.50元。

 同社は2006年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。航空機の機体設備のメンテナンスを主業務としており、軍用・民間用両方の航空機の油圧設備、燃料・空気設備、電気設備のメンテナンスサービスを提供する。また、生産ラインのカスタムデザイン、原材料サプライチェーンと原材料品質検査体系の構築、金属粉末の調製と性能変化、コールドスプレー技術パラメータの研究開発、基材のマッチング研究に取り組み、戦闘機機体構造再生分野への応用に成功している。中国民用航空局、米連邦航空管理局など世界の主要な航空関連基準制定機関が発行するメンテナンス許可を取得するとともに、軍事用品業務関連資格、軍用機メンテナンス資格も持つ。

 2021年12月期の売上高は1億4130万元(前期比15.36%増)、純利益は7073万元(同10.16%増)。22年1〜3月期の売上高は4272万元(前年同期比63.78%増)、純利益は2577万元(同67.43%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の2億7917万元(約56億円)は、約78%の2億1885万元を積層造形生産プロジェクトに、約11%の3068元をチタン合金粉末のコールドスプレー工程開発プロジェクトに、約11%の2964万元を高性能ターゲット材料研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)