昨季レンタル先のシャルケで活躍したDF板倉滉【写真:Getty Images】

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板倉滉は22-23シーズンからボルシアMGでプレー

 マンチェスター・シティの日本代表DF板倉滉はドイツのボルシアMGへの移籍が決まった。

 ブンデスリーガ公式サイトは板倉がベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンに「スタイルが似ている」と板倉を特集している。

 板倉は2019年1月にマンチェスター・シティへの加入が決定。その後、オランダ1部のフローニンゲンに2年半、ドイツ2部シャルケに1年間の期限付き移籍を経験した。昨季はシャルケのドイツ2部優勝と1年での1部復帰に大きく貢献し、その価値を大きく高めた。

 今夏は複数クラブからの関心が伝えられていたなかで、ボルシアMGへ4年契約での完全移籍が決まり、ドイツのトップリーグであるブンデスリーガでプレーすることに。リーグ公式サイトは「フォールズ(ボルシアMGの愛称)はドイツでのプレー経験もあり、技術のある多才な選手を獲得した」と板倉の移籍を伝えている。

 また、同サイトは板倉について「右利きだが、ボールの扱いに長けており、左のセンターバックもとしてプレーできる。現在はベンフィカに所属する元トッテナムのヤン・フェルトンゲンとスタイルが似ている。板倉はフェルトンゲンがアヤックスで経験したように、オランダで忍耐強く学び、この大きな移籍を前にキャリアの最も重要な時期を迎えている」とベルギー代表として139キャップを誇る名手にその姿を重ねた。

 昨シーズンはリーグ戦31試合で4得点を決めている板倉。守備だけでなくビルドアップやセットプレーでは攻撃面での貢献も期待されることになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)