Meta(Facebook)は現地時間7月2日、デジタル通貨の送金を可能にするデジタルウォレット「Novi」を、9月1日をもって終了することを明らかにしました。
 
同社はユーザーに対し、できる限り早く残金を引き出すよう、通知しています。

2021年10月より試験的運用をスタート

Metaは自社サイトにおいてNoviについて、
 

Noviは、安全かつスピーディに、無料で海外送金を行うためのデジタルウォレットです。 Noviでは、ブロックチェーン技術上で運用されるデジタル通貨、USDP (Pax Dollar)を使用します。 Noviアプリをダウンロードすることで、Noviに登録できます。

 
と説明しています。
 
同社は「送金をメッセージを送るのと同じくらい簡単にする」をモットーに、2021年10月よりNoviの試験的な運用を行ってきました。専用のNoviアプリに加え、傘下のWhatsAppアプリでも、デジタル通貨の送金が可能となっていました。

7/21以降は預金できず、9/1でサービス終了

7月21日以降は、Noviユーザーはアカウントへの預金ができなくなります。また9月1日のサービス終了以降はアカウントからの残金の引き出しだけでなく、利用履歴を含むデータへのアクセスもできません。
 
しかしNoviを終了したからといってMetaが仮想通貨事業をあきらめたわけではなく、2022年5月にはInstagramにおいて非代替性トークン(NFT)の実験をはじめたほか、米国内の一部のFacebookユーザーを対象にNFTのサポートを開始しています。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)