親善試合で得点を決めた香川 photo/Getty Images

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ドイツやイングランドで名声を上げたものの、その後はトルコ、スペイン、ギリシャとクラブを転々としている香川真司。昨冬に加入したシント・トロイデンで10番を背負う彼は、2022-23シーズン、復活の年となるだろうか。

2021年の12月にPAOKテッサロニキを退団した香川が次に選んだ移籍先はシント・トロイデンだった。多くの日本人がプレイするベルギーのクラブで欧州での復活を期す戦いへと挑む。しかし昨季はゴールを挙げることができず、ジュピラー・プロリーグで6試合の出場にとどまる。

そんな中で迎えたスタンダール・リエージュとの親善試合に先発出場した香川。1点をリードした65分に自らPKをゲットして確実に決め、チームの勝利に貢献する。少しずつ復調傾向にある10番がシント・トロイデンの新たな中心となることだろう。

チームは昨季8ゴールを挙げた原大智がレンタル元のアラベスに帰還。新たな得点源の確保が重要となっている。それに加えて香川がゴールに絡んでいくことができれば、上位へと躍進も期待できるだろう。ブンデスリーガとプレミアリーグで優勝に貢献した日本人MFがベルギーの地で復活を遂げるシーズンに挑んでいく。