アクシデントもなんのその ささきしょうこはハウスキャディとの二人三脚で浮上(撮影:米山聡明)

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<資生堂レディスオープン 3日目◇2日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>
3日目の朝、ささきしょうこの電話が鳴った。相手は帯同キャディを務める山下慶弘氏。「体調が悪い」。熱中症の可能性が高かった。首位と3打差につけているとはいえ、さすがに無理はさせられない。「休んでください」。予期せぬアクシデントだった。
急きょの相棒交代を余儀なくされたささきは、すぐに関係各所へ連絡。ハウスキャディを手配した。ムービングデーの朝からバタバタ。だが、この一件がささきを集中させた。
「こういうときに(ラウンド中に)トラブルになったら、私がバタバタしてしまう。だから、いつもよりも慎重にリスクマネジメントをして、集中してやりました」
“急造”のパートナーはとてもやりやすかった。「ハウスキャディでプレーするのは何年振りかという感じだったのですが、すごく寄り添ってくださいました。氷やクーラーボックスも用意してくださり、暑さ対策もやってくださった」とまさに二人三脚。
「迷った時にはラインも聞きましたが、的確なアドバイスをくださりました。気持ちよくプレーできました」。前半の5番、8番の4メートルのバーディパットはともに助言があってのもの。結果、首位と2打差のトータル9アンダー・単独4位に浮上。優勝争いに加わった。
前週の「アース・モンダミンカップ」では単独首位で最終日を迎えるも、スコアを崩して6打差逆転負け。早くもリベンジのチャンスがやってきた。「優勝した木村彩子さんは最終日に伸ばしていました。私もあしたは伸ばして結果を待ちたいと思います」。ちなみに最終日のキャディは「体調が戻ってきていればもう一度帯同で行くかもしれませんが、まずは彼の健康第一です」としている。(文・秋田義和)
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