中国政府は、WindowsやMacOSへの依存度を減らすため、オープンソースのPC向けOSの開発グループを立ち上げました。

オープンソースOS「openKylin」の開発を推進

中国政府は国内で販売されるコンピュータが搭載するOSの85%がWindows、15%がMacOSという、米企業に支配されている状態を懸念し、以前より中国独自のOSの開発を政府主導で進めてきましたが、遅々として進みませんでした。
 
そこで先週、国有企業China Electronics傘下のKylinsoftが10社以上の中国企業や研究機関に加わり、Kylin OSをベースとしたオープンソースOS「openKylin」の開発を推進することが決定したと、中国メディアSouth China Morning Postが報じています。
 
Kylin OSとは中国国防科学技術大学が中心となって開発された中国産のサーバー向けOSです。同OSはFreeBSDをベースとして開発されましたが、現行バージョンはLinuxベースとなっています。
 
Kylin OSは主に中国の政府機関や軍などで利用されていましたが、2014年以降はKylinsoftにライセンス供与され、同社が商業向けアプリを提供しています。

中国独自のOS開発は難しい?

米メディア9to5Macは、米国がIT関連機器の製造において中国への依存を懸念する一方、中国はOSで米国への依存を懸念しているというのはある意味皮肉だとし、中国独自のOSが成功するのは難しいだろうと記しています。
 
 
Source:South China Morning Post via 9to5Mac
Photo:Superpixel/Twitter
(lunatic)