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(C)Getty Images

 メジャーリーグ機構(MLB)は6月30日、オールスターファン投票の1次投票の結果を公表した。エンゼルス・大谷翔平はア・リーグDH部門で166万4012票の2位。1位のヨルダン・アルバレス(アストロズ)は221万5456票で、約55万票もの大差を付けられた。

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 ただし、勝負の行方はこれだけでは分からない。7月5〜8日には各ポジション上位2選手による決選投票が待っている。しかも1次投票での得票数は持ち越さず、互いにゼロからのリスタート。上回った選手が、オールスター戦のスタメン出場という栄誉を手にすることができる。

 決選投票に敗れても、その後に選手間投票やMLB機構推薦での選出の可能性があり、昨季ほどではないものの投打ともに存在感を示している大谷の、いずれかの形でのオールスター戦出場はほぼ間違いないだろう。ただし、スタメン出場ならば2〜3打席は確保できるのに対し、控え野手は1打席前後に終わるのがほとんど。日本と違い1試合しか行われないメジャーリーグのオールスター戦。スタメンか、ベンチスタートかでは本番での活躍への期待値も大きく異なってしまうのだ。

 ここまで打率・265、17本塁打、49打点の大谷に対し、アルバレスは打率・316、23本塁打、56打点と3部門とも上回っている。大谷は投手として7勝を挙げているが、DH部門での投票においてそのことがどれだけ評価されるかは未知数だ。わずか4日間の決選投票の時は間近に迫っており、その間に打者として上回るインパクトを残すのは至難の業に映る。

 もっとも昨年はア、ナ両リーグ合わせて4人もの選手が1次投票の結果を覆し、決選投票において逆転選出を勝ち取った。

 加えてアルバレスは6月29日のメッツ戦の守備で、味方野手と交錯するアクシデントに見舞われた。この試合、左翼守備に就いていたアルバレスは8回、7番スミスの浅いフライを追い、遊撃手のジェレミー・ペーニャと激突。カートに乗せられてグラウンドを後にし、ペーニャも途中交代した。2人は翌30日のヤンキース戦をそろって欠場。今後の状態はまだ不透明ではあるが、欠場が長引いたり、ケガが打撃に影響を及ぼすようだと、ファンの印象は大きく変わってくる。

 大谷のエンゼルスは7月1日から、敵地に乗り込んでアストロズ3連戦を迎える。互いにライバルの目前で、どんな活躍を見せることができるか。決選投票の行方を大きく左右する、大事な3連戦となる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]