『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』ジェイミー・ドーナン、撮影で一番苦労したこととは?

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映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズのクリスチャン・グレイ役で知られ、BBCドラマ『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』では連続殺人鬼を演じたジェイミー・ドーナン。様々なタイプの役にチャレンジし続ける彼が、スターチャンネルEXにて配信を控える犯罪サスペンスドラマ『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』の撮影で最も苦労した点について明かしている。

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オーストラリアが舞台の『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』

『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』は、オーストラリア奥地(アウトバック)にある広大な砂漠を舞台に、一台の大型トラックに執拗に煽られ、衝突されてしまった英国人男性を中心にストーリーが展開する。病院で目覚めた時に彼はすべての記憶を失っていて、事故現場に身元を証明する物は何もない。彼は記憶をたどるため、病院を抜け出しバスに乗り込むが…?

全6話となるシリーズでジェイミーは、今まで演じたことがないタイプの役に挑んだことが一番大変だったと、米Varietyのインタビューで語っている。「自分が誰なのか分からないキャラクターにアプローチするのは初めてでした。ですから、彼の背景や彼が見つける全ての新しい発見を受け入れることは許されず、(役作りで)真逆のプロセスを辿らなければならなかったんです。僕は度々、迷いや恐れを感じた、最も弱い瞬間の自分を考えて、それを引き出そうとしました」普段は、自身が演じるキャラクターがどんな人物なのか設定や背景が分かっている状態で役作りを始めるが、このシリーズでは同じプロセスが取れなかったことで苦労したようだ。

またジェイミーは、本作がサスペンス一辺倒ではなく、コメディ要素が投入されている点にも関心を持ったのだという。「この作品のトーンは、ドラマからコメディへ突然変化することが多いと思います。何が起こっているのか把握したと思った時に、それが間違いだと証明されるんです」

また、アウトバックの複数の異なる場所で挑んだ撮影がかなり厳しかったようで、「炎天下から凍えるような寒い朝まであらゆる環境で撮影を行ない、砂嵐にも悩まされました」とも付け加えていた。

困難な役作りと厳しい撮影環境を乗り越えた『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』の第1話は、英BBC Oneで460万人の視聴者を獲得。BBC iPlayerでの配信時にはオリジナル脚本番組として最高視聴成績を収め、その記録は今も破られていない。今年3月にはシーズン2へ更新された。

『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』は、7月8日(金)よりスターチャンネルEXにて独占日本初配信。8月より、BS10スターチャンネルでも放送開始予定。スターチャンネルEXで配信中の海外ドラマ情報はこちらより!

(海外ドラマNAVI)