「豆干絲(トウカンスー)」

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豆腐は、低糖質なので、ダイエットに向いていますよね。

【画像】豆腐で「低糖質ダイエット」!厳選レシピ5選を写真で見る

そんな豆腐、積極的にダイエット時の食事に取り入れようとしたものの、単調で味や食感に飽きてしまい、続かなかったという経験のある人もいるかもしれません。

実は、豆腐は最近、いろんな味や食感を楽しめる商品がぞくぞく登場しており、工夫次第でいつもの豆腐も美味しく食べられるんですよ。

そこで今回は、TBS系列の人気番組「マツコの知らない世界」へ出演して話題になったこともある、豆腐をとことん知り尽くしている豆腐マイスターの工藤詩織さんに直撃取材!

豆腐ダイエットにおすすめの市販の豆腐商品や、豆腐をより美味しく食べる方法を伝授してもらいました!

豆腐ダイエットにおすすめの商品5選

早速、豆腐ダイエットにおすすめの、市販品をピックアップしてもらいました!

豆腐マイスターならではの、おすすめコメントと共に見ていきましょう。

1.「TOFU BAR」各種(アサヒコ)

左から「セブンプレミアム 豆腐バー柚子胡椒風味」138円(税込)、「セブンプレミア ム 豆腐バー和風だし」138円(税込)、「セブンプレミアム 枝豆とひじきの豆腐バ ー」170円(税込)

工藤詩織さん(以下、工藤)「仕事の合間にコンビニに立ち寄り、小腹を満たそうとなると、ついついスイーツやスナックに手を伸ばしたくなりますが、このTOFU BAR(豆腐バー)が登場してからは重宝しています。

弾力がある、味付きの木綿豆腐がスティック状になっているので、手や口を汚さずに食べられるところも気に入っています。

そのまま食べるのはもちろん、さいの目に切ってサラダのトッピングにするのもおすすめです」

2.「豆干絲(トウカンスー)」(おとうふ工房いしかわ)

工藤「豆干絲は、別名『干豆腐(かんとうふ)』『豆腐干(とうふかん)』『押し豆腐』などとも呼ばれ、中華食材としてポピュラーな麺状の豆腐です。

崩した豆腐を薄く圧縮して、水分を切ったものが細切りになっています。

野菜と和えて冷菜にしたり、炒めたりして食べるのが定番。中華麺やパスタの代用としても活躍しますよ。

個人的には、汁なし担々麺風に食べるのがお気に入りです。

これまでは、取り扱っているお店も限られ、輸入品の冷凍タイプしか手に入らなかったんです。

でも、おとうふ工房いしかわさんの解凍不要の、冷蔵タイプが登場したことで、より食卓に取り入れやすくなりました」

3.「カップ de クッキング 麻婆豆腐の素」(ポッカサッポロ)

工藤「粉末を水で溶いて、自分で用意した豆腐を加え、レンジで加熱調理するカップ入り麻婆豆腐の素です。

インスタントのカップ商品は、フリーズドライの豆腐がはいっていることが多いですが、こちらはフレッシュな豆腐を足すというハイブリッドな商品です。

アレンジとして、下ゆでしておいた豆干絲を70gほど入れて、あんかけ麺風にして食べるのも美味しいですよ。

とろみの強いあんが豆腐にしっかり絡むので、ダイエット中の『たまにはこってりしたものが食べたい!』という欲求を満たしてくれます」

4.「こくとろ。」(さとの雪)

工藤「そのネーミングの通り、“こく”のある大豆の甘みと、“とろ”っとした食感が楽しめるお豆腐です。

ダマにならずに撹拌できるので、なめらかな『豆腐クリーム』にしやすいです。

ホワイトソース風にしてグラタン風、溶き卵に混ぜてふわふわの豆腐オムレツ、パンケーキに混ぜ込んで豆腐パンケーキなど、和食にとらわれないアレンジができます。

洋食派の方にも、日常的に豆腐を取り入れやすくおすすめです」

5. 「佐賀大豆ふくゆたか大豆 とっても堅い木綿」(日の出)

工藤「北陸や、四国の山間部でも伝統的な豆腐として作られている、堅豆腐(固豆腐)です。

手でつかんでも、くずれないほどの頑丈さと、食べごたえが特徴の木綿豆腐。

北陸では、堅豆腐を薄切りにして皿に盛り付け、わさび醤油をつけて刺身風に食べることもあります。

大豆のうまみがギュッと凝縮されているので、シンプルに食べるだけでも美味しいですよ。

水切りも不要なので、豆腐ステーキや、炒め物の具材として手軽に調理できる点も、嬉しいポイントです」

絹ごし豆腐や木綿豆腐のアレンジ術!ダイエット中の人にもおすすめ

続いては、スーパーマーケットやコンビニで手軽に手に入る、絹ごし豆腐や木綿豆腐をアレンジする方法を、工藤さんに伝授いただきました!

●絹ごし豆腐におすすめ!「豆腐クリーム」

■【アレンジ術】手動ミキサーで撹拌してなめらかな「豆腐クリーム」として食べる

工藤「この豆腐クリーム、色んなアレンジができるんです。

メープルシロップや黒糖、ココアパウダーなどと組み合わせてデザートに。

またオリーブオイルと酢・塩と混ぜて豆腐マヨネーズ風にし、野菜にディップとしてもいいですね。

また、コンソメ、水(豆乳・牛乳でも可)を混ぜてレンジであたためて、ポタージュ風にしても美味しいですよ」

●木綿豆腐におすすめ!「お豆腐チップス」

■【アレンジ術】お豆腐チップスにする

工藤さん作「お豆腐チップス」

工藤「半日ほど水切りをしたお豆腐を、3mm程度に薄く切ってクッキングシートに並べ、電子レンジでカリッとするまで加熱するだけです。

青のりやブラックペッパーをかけたりして、味付けするのもおすすめです」

●絹ごし豆腐・木綿豆腐に両方おすすめ!「自家製 高野豆腐」

■【アレンジ術】自家製の高野豆腐(凍み豆腐)をつくる。

工藤「豆腐をパックごと一晩冷凍し、もう一度冷蔵庫に半日ほど戻すと、自家製の高野豆腐になります。

定番の煮物に使うのはもちろん、水気を手で絞り一口大にちぎって、唐揚げの粉をまとわせて揚げれば、主役級のおかずに。

大豆ミートに、なかなか手が出ないという方にもおすすめです」

どれも美味しそう!

今回紹介された豆腐商品のほか、豆腐アレンジ方法は、豆腐を使ってダイエットを行う際はもちろんのこと、日頃の食事にも取り入れてみたいですね!


【取材協力】工藤 詩織(くどう・しおり)さん

往来(おうらい)を屋号に活動している豆腐マイスター。幼少から豆中心の食生活を送る無類の豆腐好き。

日本語教師を目指す過程で、食文化も一緒に伝えたいと「豆腐マイスター」を取得。

手作り豆腐ワークショップや食育イベント、メディア出演などを通して、各地で豆腐文化の啓蒙活動を行っている。

「マツコの知らない世界」(TBS系)へ出演。

著書に『まいにち豆腐レシピ』(池田書店)がある。