<資生堂レディスオープン 2日目◇1日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>
やはり地元の風は心地よいのか。初日に7試合ぶりとなるアンダーパー発進を決めた横浜市出身の原英莉花が、2日目には6バーディ・1ボギーの「67」と猛チャージ。トータル6アンダーまで伸ばし、一気に首位戦線に浮上した。
序盤からアクセル全開だった。出だしの10番で7メートルを沈めてバーディ発進を決めると、ボギーを挟んで迎えた13番パー5。エッジまで残り205ヤードからの2打目を3番ユーティリティで振り抜くと、ギャラリーの声援にも乗って2オンに成功した。2メートルのイーグルパットはカップに蹴られたが、楽々バーディとするなど前半だけで4バーディ。折り返してからも勢いは止まることなく、リーダーボードの上位でホールアウトを迎えた。
初日の後半に安定感を取り戻したティショットは「練習で意識していることがボールにつながってきています。アドレスをしたときに『嫌だな』とかネガティブな感じではなく、しっかりそこに向かって振るだけ。それができていますね」とこの日も好調だ。
前週は一から作り直しているスイングを意識するのか。それとも試合の流れ、マネジメントを意識するのか。迷いながらのプレーとなり、結果は予選落ちだった。その迷いを「今週は結果も気になる」と払しょく。練習日にはドローを意識していたものの、コース内ではフェードが出ることが分かると、徹底して左を向いて振り抜いた。この日フェアウェイを外したのはわずかに2回。「傾向は一辺倒な感じなので、割り切ってプレーに集中できているかと思います」。覚悟が決まれば気持ちよく振り抜ける。原の持ち味が戻ってきた。
「あしたは日曜日にいいところで勝負できるような位置で終われるように。一打一打大切に戦いたい」。練習で積み上げていることを意識しつつも、しっかりとコースと対峙(たいじ)。迷いを断ち切り、ムービングデーでさらなる浮上を狙う。(文・秋田義和)

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