チェルシー若手DFコルウィルの去就に注目…サウサンプトン、レスターらが関心

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 チェルシーに所属するU−21イングランド代表DFリーヴァイ・コルウィルの去就に注目が集まっているようだ。29日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 2003年生まれで現在19歳のコルウィルはU−9からチェルシーユースに所属している同クラブの下部組織出身選手で、センターバックを主戦場としながらも、左サイドバックやウィングバックでもプレー可能な左利きの身長187センチメートルのDF。まだチェルシーのトップチームでのプレー経験はないものの、2021年6月に新しく4年契約を締結している。

 昨年7月にチャンピオンシップ(2部)のハダースフィールドへと初のレンタル移籍を果たすと、初のシニアサッカーでのプレーとなったものの、最終ラインのリーダーとしての役割を任され、公式戦32試合の出場で2ゴール1アシストを記録する活躍を見せた。

 レンタル移籍期間の満了に伴い、チェルシーに復帰したコルウィルだが、トップチームではドイツ代表DFアントニオ・リュディガーやデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが退団したものの、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトや同代表DFネイサン・アケ、フランス代表DFジュール・クンデらの獲得を狙っていることが明らかになっており、コルウィルがトップチームに加わるかは不透明となっている。

 そのため、チェルシーのトップチームでは出場機会が限られる可能性があるコルウィルには移籍の可能性が浮上している。報道によると、レスターやサウサンプトンなどが同選手の獲得に関心を示している模様で、今後の動向に注目しているようだ。

 定期的な出場機会を求めているコルウィルはそれが難しい場合は移籍することを希望しているようだが、果たして同選手がチェルシーのトップチームでプレーすることはあるのだろうか。