この夏にはタイウォ・アウォニイが移籍した1.FCウニオン・ベルリンだが、その一方でオフェンスを支えたもう1人、シェラルド・ベッカーとは契約更新に成功した。契約期間については明かされていない。

 アムステルダム生まれでスリナム代表の28歳は、2019年にADOデン・ハーグからウニオンに加入。今季はそのスピードを活かして4得点、6アシストをマーク。

 今回の延長にあたり同選手は、「ここ数年、僕たちは一緒に信じられないようなことを成し遂げてきた。クラブやチームメイトらと共に、僕自身も成長してきたよ」とコメント。

 一方でルーネルト競技部門取締役は「シェラルドのようなトップパフォーマーを、長期的に引き止めることができたのは良い兆しとなるよ」と述べ、「彼と共にこれからもその力をここで目の当たりにできることを楽しみにしている」と言葉を続けた。 

 だがそれではアウォニイの穴埋めはどのように図っていくのか?Sport1が報じた情報によれば、スイス1部ヤングボーイズ・ベルンのジョルダン・シエバチュ獲得を目指しているという。26歳の米国人選手は今シーズン、リーグ戦32試合に出場して22得点をマーク。得点王に輝いた。