突破数がえぐい!「現ドリブル最強」の5名

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日本代表でも戦術以上に個での突破が重視されるようになってきた昨今。

そこで今回は『Who Scored』のデータを元に、今季のヨーロッパで活躍していたドリブラーたちを見ていきたい。

アラン・サン=マクシマン

所属クラブ:ニューカッスル(イングランド)

ニューカッスルのアタッカー、サン=マクシマン。トリッキーなドリブルが持ち味の選手であり、特に今季はその個人技が遺憾無く発揮されたシーズンとなった。

ドリブル突破数は150回と、今季のプレミアリーグでダントツのスタッツをマーク。多くのクラブが対応に手を焼いていたことがデータにも現れている。

一方フランスA代表には未だに招集された試しがない。クレールフォンテーヌ到着シーンだけでも見てみたい気もするが、今後に期待だ。

ラファエウ・レアオン

所属クラブ:ミラン(イタリア)

実に11季ぶりのスクデット獲得となったミラン。その原動力となったのが、ポルトガル代表FWのレアオンだろう。

加入してから前線の様々な役割をこなしてきた選手だが、迎えた今季は左ウイングにポジションを固定。仕掛けの回数が増加し、結果的にドリブル突破は計98回と、セリエAではトップのスタッツを記録した。

11ゴール8アシストと直接的なゴール関与数も増え、加入3シーズン目ではっきりとブレイクを果たしている。

アルフォンソ・デイヴィス

所属クラブ:バイエルン(ドイツ)

バイエルンの爆速サイドバック、デイヴィス。

2021-22シーズンは心筋炎を発症して離脱するなど万全のシーズンとはいかなかったが、リーグ戦22試合に出場、3アシストをマークし、クラブの10連覇達成に貢献した。

出場時間は比較的短かったものの、ドリブル突破数は80回とウイング顔負けのスタッツを記録。これはブンデスで最も多い数字となった。

またカナダ代表としても36年ぶりにW杯出場を決めており、クラブ、代表の両チームで順調なキャリアを歩んでいる。

ルーカス・パケタ

所属クラブ:リヨン(フランス)

今月ブラジル代表として来日したパケタ。昨季よりプレーしているリヨンでは、好調を維持している。

欧州最初のクラブとなったミラン時代は思うように結果が出なかったが、フランスで遂にその本領を発揮した。迎えた2021-22シーズンも9ゴール6アシストと攻撃を牽引。

ドリブル突破数は81回と、リーグアンでは3番目に多いスタッツをマークした。また成功率も68%という数字を残している。

クラブでの好パフォーマンスもあって最近はブラジル代表で主力を担っており、今年のW杯でも注目したい選手である。

アダマ・トラオレ

所属クラブ:バルセロナ(スペイン)

今季は冬から古巣のバルセロナへローンで加入したトラオレ。現サッカー界最強ドリブラーの一人であろう。

シーズンを通してそこまで目立った成績を残せたわけではないが、得意のドリブルでは相変わらず驚愕の数字を叩き出している。

半年間プレーしたウルヴズでは途中出場も多く、プレミアでの全体の出場時間は他の選手に比べて遥かに短かったはずだが、最終的にリーグ3位となる83回のドリブル突破数をマーク。

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またその成功率は80%以上という数字を記録している。