この夏発売されるフォレスターSTISports(画像:SUBARU発表資料より)

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 スバルは27日、2022年夏の一部改良で「フォレスター」に追加する予定の「STI Sport」グレードを、専用サイトで公開した。STI専用ダンパーを装着し、背の高いSUVでありながらスポーツセダンのようなハンドリングと上質な乗り心地を実現している。

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 2018年6月の発表から毎年改良を重ねてきた5代目フォレスターが、4回目の改良でついにSTISportsを新設させることになった。

 スバル車の走行性能は、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる低重心で安定した走りが魅力だ。過去のフォレスターもSUVでありあがら、オンロードでも走行性能が楽しめるSITを登場させ、多くのファンを魅了してきた。

 だが先代モデルでは、スポーツグレードでは「S-EDITION」が用意されたが、SITのようなガチガチのスポーツモデルとは程遠かった。その後、SITが手掛ける「tS」と呼ばれるコンプリートモデルを「S-EDITION」をベースに登場させたが、300台限定であったことから、入手は困難だった。そして5代目となり、ついにSTIが復活するのだ。

 5代目の登場当初はターボもなく、Sports性能に少し不満があるモデルだったが、2020年の一部改良でターボモデルが復活し、スポーツ性能が高まった。とはいえ、フォレスターのスポーツ性能を知るユーザーにとっては、まだまだ不満が残っていたはずだ。

 そしてついに、STISportsがこの夏に登場すると発表があったわけだ。発表データを見る限りでは、エンジン性能は既存のターボモデルと変わらず、水平対向4気筒1.8LDOHC16バルブデュアルAVCS直噴ターボ。最高出力177PSを5200rpmから5600rpmで発生し、最大トルクは300N.mを1600rpmから3600rpmで発生する。つまり、パワー的には同じということだ。

 そこで走りの違いがどこにあるか見ると、STIチューニン日立Astemo製SFRDフロントダンパーと、STIチューニングダンパーが用意されており、これにより次元の高いハンドリングが味わえる予感がする。

 ドアを開けて迎えるブラック&ボルドーでシックに仕立て上げられた室内空間が、ノーマルのフォレスターとは異なることを教えてくれる。

 細部までSTIがこだわったクオリティは、走りへの期待が膨らみ、所有する悦びもオーナーに与えてくれるはずだ。