ヨルダン南部アカバ港で噴出する有毒ガス。国営テレビ放送の防犯カメラの映像から(2022年6月27日公開)。(c)AFP PHOTO /AL MAMLAKA TV

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【AFP=時事】中東ヨルダン南部のアカバ(Aqaba)港で27日、タンクから有毒ガスが噴出し、10人が死亡、200人以上が負傷した。当局が発表した。

 国営テレビが放送した映像には、クレーンでつり下げられた有毒ガス入りのタンクが船の上に落下し、黄色いガスが勢いよく噴き出す様子が捉えられている。

 港に停車していたトラックが噴出の勢いで押し動かされたり、港の作業員が逃げ惑ったりしている模様も確認できる。

 ファイサル・シャブル(Faisal al-Shaboul)政府報道官はAFPに対し、これまでに10人が死亡したと語った。民間防衛局のアメル・サルタウィ(Amer al-Sartawy)報道官によると、負傷者は234人に上る。

 サルタウィ氏は、噴出したガスは非常に危険だとして、地元住民に外出を控え、自宅の窓をすべて閉めるよう呼び掛けた。ガスの種類については公表されていない。

 国営メディアによれば、 バシャル・ハサウネ(Bishr Khasawneh)首相とマージン・ファラヤ(Mazen al-Faraya)内相が現場に向かっている。

 シャブル政府報道官は、政府が設置したファラヤ内相率いるチームが事故を調査し、必要な措置を講じていくと述べた。

 アカバ港はヨルダン唯一の港で、輸出入のターミナルとなっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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