(画像: ランサーズの発表資料より)

写真拡大

 ランサーズ(東証グロース)が6月1日、『ランサー、フリーランスの「認証バッジ」制度開始』と題するリリースを配信した。ランサーズは、個人(フリーランサー)と企業をオンラインでマッチングする受発注プラットフォームを運営している。

【こちらも】ランサーズ、自治体向けにデジタル人材のマッチング 地域のプロを紹介

 改めて思った。フリーランスの就業者が増えている、と指摘されている。だが日本に、フリーランサーは何人ぐらいいるのか。ランサーズでは「実態調査2021年版」で1670万人、日本の労働人口の約24%としている。一方リクルートワークス研究所では19年段階で472万人、内閣府は19年段階で306万人〜341万人。

 差異はフリーランスの解釈・定義づけによって異なるとされる。が、中を採ってリクルートワークスの場合で、総労働人口の割合は7.2%。相応の比率を占める時代になってきていることは間違いない。

 さてそうした中、ランサーズの「認証バッジ」制度とはなんぞや!?

 アドビ(株)・一般社団法人ウェブ解析士協会・ブラックマジックデザイン(株)と連携(3社については、各自でお調べを!)し、各社が実施している【アドビ認定プロフェッショナル】【ウェブ解析士マスター/上級ウェブ解析士】【DaVinci Resolve認定ユーザー】の試験に合格したフリーランスに、認証バッジの提供を開始。高いスキルを持つと認証されたフリーランサーを可視化するためだという。

 具体的に、どんな形で可視化されるのか!?―広報担当者の話を総合すると、こんな具合になる。

 「認証バッジは、フリーランスマッチングプラットフォーム『Lancers』のプロフィールに表示される。高いスキルを持つフリーランスであることが一目瞭然になる。ランサーズ独自の選別段階で既に、Shopify(ECサイトの開発・運営)構築のエキスパートには認証バッジが表示されている。認証バッジ組は成約数が約5倍になった実績もある。これに今回、3社の認証バッジが追加されることになった。認証バッジを獲得するためには、連携企業から提供される難易度の高い試験に合格する必要がある」。

 実は私も、ランサーズに登録済みだが・・・今回つくづく感じた。「フリーランサーとして生きていこう」と考える以上、「スキルのたゆまぬ研磨は不可欠だ」と。そもそも「認証バッジ制度」は、どんな経緯から編み出されたのか。担当者は、こう説明してくれた。

 「社内の、フリーランスに仕事を依頼したいがプロフィールだけでは企業側もスキルが分かりづらいのではないか、という声が入り口。登録しているフリーランス(150万人超)も、より自分をアピールする方法を求めているはず。熟考し至った結論が“認証バッジ”だった」。

 的を射た施策といえよう。