乃木坂46山下美月・久保史緒里ら、ドラマや舞台からバラエティまで勢いを増す期待の3・4期生メンバー

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2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演が決定した山下美月、9月から上演予定の舞台『桜文』や、7月から放送開始のドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系)のスピンオフドラマに出演が決定した久保史緒里など、このところ乃木坂46の3・4期生の活躍が目立っている。そこで本記事では、これからの活躍が期待される乃木坂46メンバーにフォーカスしていきたい。

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ここ最近、大きな注目を集めているメンバーとして挙げられるのは、やはり『舞い上がれ!』出演が控えている山下だろう。同作で山下が演じるのは、経済的に貧しい子供時代を過ごしてきたバックグラウンドを持つヒロイン・岩倉舞(福原遥)の同級生であり、親友という役どころ。朝ドラという注目度の高い作品への出演を受け、「私自身も成長し、ご覧いただく皆さんに前向きで温かい風をお届けできるよう全力で演じさせていただきます」と前向きなコメントを寄せていた。また、山下は8月7日に放送されるバラエティ特番『現役力士 vs 肉体派芸能人 怪力バトルフィールド』(TBS系)において、東野幸治と共にMCを務めることも決定している。乃木坂46の新たな顔として充実した活躍を見せている山下は、これまで以上にグループを引っ張っていってくれそうだ。

また、前任の新内眞衣から引き継ぐ形で、今年2月から『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の2代目パーソナリティを務める久保の活躍も著しい。先日、9月から上演予定の舞台『桜文』で主演を務めることが発表されるとともに、花魁に扮したビジュアルが公開されると、ネット上では、「なんて美しいんだ」「めっちゃ綺麗」などと、その妖艶さに注目が集まった。明治期の吉原を描いた作品へ挑む久保は、自身のInstagramにおいて「新しい挑戦になると思いますが、 艶やかな吉原の世界を目一杯に生きたいと思います」と綴っているが、ヒロイン役を務めた昨年の舞台『夜は短し歩けよ乙女』での経験を糧に、新しい舞台女優としての姿を見せてくれるのではないだろうか。また、ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』のスピンオフ作品であるParaviオリジナルストーリー『塩介と甘実−蕎麦ができるまで探偵−』の出演も決定しており、こちらも注目だ。

さらに、清宮レイも、2022年4〜6月の月曜シーズンレギュラーとして出演の『ラヴィット!』(TBS系)や、ラジオ番組『ベルク presents 乃木坂46の乃木坂に相談だ!』(TOKYO FM)などで存在感を発揮している注目メンバーのひとり。今年4月には、ジャルジャル主演の生配信コメディ演劇『夢路空港』に航空整備士役で出演するなど女優業にも挑戦しており、加えて、2022年冬公開の映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』にはヒロインとして出演が決定した。同作への出演について、清宮は「初めてのアクションに挑戦し、今までお見せしたことのない新しい一面を出すことができたと思います」とコメントを寄せているが、着々と経験を積んでいる彼女が見せる新境地に期待したいところだ。

そして、弓木奈於は『乃木坂46弓木奈於とやみつきちゃん』(ひかりTV)や、『東京パソコンクラブ〜プログラミング女子のゼロからゲーム作り〜』(BSテレ東)などに出演中で、“弓木ワールド”と称される個性的なキャラクターが話題となっている。中でも、乃木坂46の公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で公開されている動画内で、弓木がシンデレラに扮し、激痛足つぼマットやビリビリペンといったさまざまな“困難”に体を張ってチャレンジする様子は、視聴者から「本当にバラエティ向け!」「弓木奈於の優しさも可愛さも面白さもいいところが全部詰まってる」「人を笑顔にする天才」といった絶賛の声が寄せられていた。彼女ならではの個性やセンスは、徐々にバラエティ番組などで頭角を現してくるのではないだろうか。

乃木坂46は、2期生の北野日奈子が今年3月に卒業し、7月には山崎怜奈も卒業することが発表されるなど、これまでグループを牽引してきたメンバーの卒業が相次いでいる。このような状況の中で、次世代を担っている3・4期生の活躍の場が増え始めていることは、グループにとっても心強い変化ではないだろうか。彼女たちのこれからの活躍に、ぜひ注目したい。