「クレイジージャーニー」復活を松本人志が報告!“問題点”は解決したのか

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 ダウンタウンの松本人志が6月23日、自身のツイッターを更新。紀行バラエティー番組「クレイジージャーニー」(TBS系)の復活を報告した。

「クレイジージャーニー」は15年1月にパイロット版、同年4月からレギュラー版が放送されていたが、放送倫理違反に該当する不適切な演出問題が明るみになり、19年9月に放送が終了。以降は昨年5月に復活特番として2時間SPが放送されるに留まっていた。

 松本はツイッターで、「【クレイジージャーニー】が復活することになりました! 10月から新たな気持ちでやらせでいきます。あ。やらせていただきます」とボケを交えつつ報告。

 この報告にネット上でも、《待望の復活で本当に嬉しいです》《これは楽しみ!》など喜びの声が続出。一方で《世の中に本当に「クレージー」な人や出来事は無尽蔵にはないと思います。なのにレギュラー番組になると毎週1回「クレージー」な物を取り上げる必要がある。そうなるとヤラセの温床になりやすい。今までのように不定期レギュラーでいいのではないでしょうか》《クレイジージャーニー復活は素直に嬉しいが、あの過激さが抑えられるという懸念が拭えないですねぇ》など再開後を不安視する声も見られた。

「同番組復活特番の際にTBSが『番組としては、制作体制や情報共有の在り方など番組に内在した問題点を洗い出し、抜本的な見直しと議論を重ねました。その結果、制作過程の適正化及び再発防止に一定の道筋がついたと判断し、今回、特別番組の形で放送することを決定いたしました』と見解を発表していましたが、具体的に問題点が何だったのか、抜本的な見直しと議論の内容についてなどは触れられませんでした。これは『ちゃんとしたから再開します』と言っているだけ。そのため、今回のレギュラー再開についても不安視する声があるのでしょう。

 またそのような声の中には、放送時間が午後9時になったことを指摘する声もありました。前回のレギュラー放送時は何度か放送時間が変わっていますが、基本的には午後11時台という深夜帯の放送。そのため、ゴールデン帯では放送できないような過激な内容もありました。ネット民にしてみれば、レギュラー放送が再開しても“クレイジー”さが失われてしまうのではという懸念があるようです」(芸能記者)

 番組を再開させたことが“クレイジー”だったと言われるようなことにならなければいいが。

(柏原廉)