コンビの絆は今も変わっていなかったようだ。

「闇営業」を行ったとして、2019年に吉本興業を解雇され、芸能界を離れたのはお笑いコンビ・カラテカの入江慎也。現在は清掃会社『ピカピカ』を立ち上げ、奮闘中だ。これまで多くの芸能人や企業からの依頼が舞い込み、経営は順調といわれる。

 そんな入江が、6月24日に自身のInstagramを更新。新しく社用車を購入したことを発表した。

 入江やスタッフとともに写された社用車には、清掃の際の制服を着た可愛らしい男の子のイラストがたくさん描かれている。しかし、このほのぼのとしたタッチ、どこかで見覚えがあるような……。

「社用車に描かれていたこのイラスト、じつは入江さんの元相方・矢部太郎さんが無料で描いてくれたものなんだそうです。矢部さんは、大ヒット漫画『大家さんと僕』の作者としても知られています。矢部さんはいまも吉本興業に所属していますが、その吉本興業からも入江さんは『ピカピカさんがもっと大きくなったときにお仕事としていただきます』と言ってもらったそうで、わだかまりが解けたことがうかがえます」(芸能ライター)

 インスタグラムのコメント欄には、

《矢部さんのイラスト、とっても素敵ですね》

《ほのぼのとしていいデザイン》

《頑張ってれば認めてくれる!そう思える投稿でした》

 といったコメントが書き込まれ、入江への応援メッセージや矢部とのコンビ愛に拍手が送られている。

「最近は、ゴミ清掃員兼芸人のお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一や、渋谷の一等地で人気ラーメン店『鬼そば藤谷』を経営するモノマネ芸人のHEY!たくちゃんなど、副業で稼ぐ芸人に注目が集まっています。テレビ界では“芸人渋滞”が起きており、中堅芸人にすらプラスアルファが求められる状況。

 そんななか、ネタよりも副業のほうが話題になって、テレビに呼ばれるという“逆転現象”も見られます。入江の仕事がさらに軌道に乗った場合、清掃が得意な芸能人としてテレビ復帰もあり得るかもしれません」(前出・芸能ライター)

 対照的なのが、入江とともに闇営業騒動の主役となった、元雨上がり決死隊・宮迫博之。宮迫は、地上波復帰がままならないままコンビを解散。6月23日深夜放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、相方だった蛍原徹が、宮迫の経営する焼き肉店にいまだに行っていないことを明かしている。

 相方との関係性を見る限り、コンビ揃ってのテレビ出演は宮迫よりも入江のほうが先かもしれない。