(上段左から)紫吹淳、天童よしみ、クミコ(下段左から)中孝介、岡⽥浩暉、RON×II

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2022年8月17日(水)、8月18日(木)、明治座にて、MusicalVariety 『三都物語』~京都・巴里・東京 装束サマーフェスティバル~が開催される。2021年の初演から1年、再演が決定した。

日本の宮廷装束や服飾文化を研究し製造する井筒(京都)の雅やかな本物の装束を纏った出演者が、本気の音楽とパフォーマンスで魅せる真夏の夜の夢。

2021年の初演から1年、「大田楽」や「エアリアル」などエンターテインメントの要素が加わり、さらにパワーアップする。

構成・演出はミュージカルやコンサート、国際的なイベントなど幅広いジャンルで演出を手掛ける菅野こうめい、音楽・ピアノを担当するのは、さまざまなトップアーティストと共演している大貫祐一郎。

出演は、歌謡界の天童よしみ、シャンソンのクミコ、元宝塚歌劇団の紫吹淳、俳優・歌手の岡田浩暉、楽器のような声とも称される中孝介と、タップダンサーのRON×II 等ジャンルを超えて各界で活躍している面々で上演する。

舞台写真(過去公演より)

■構成・演出:菅野こうめい コメント

昨年の夏、東京オリンピック開会式の1週間前。TOKYO2020の⼤看板を掲げる東京国⽴競技場の真横で、私たちは
「三都物語」を上演していました。⼼の中は「このショーがホントの開会式だ︕」と誇らしい気持ちでいっぱいでした。
それは、⽇本⽂化の古典と現代を融合させた娯楽(エンターテインメント)を創ることが出来たと⾔う⾃負があったからです。

そして今年。その娯楽をもう⼀度、しかもグレードアップさせて上演出来ることになりました。これは再演ではなく、「三都物語Ⅱ」とも呼ぶべき、新たなミュージカルショーです。井筒の創り出した装束⽂化と、魅⼒溢れるキャストのみなさんの歌声。そこに⽬を⾒張るようなエンターテインメントの要素を加えた「作品」に仕上げてご覧に⼊れようと思っています。『これぞ装束エンターテインメント︕』と呼べる舞台をみんなで造りあげたいと思っています。⼀途な夏再び。ご期待ください。

■天童よしみ コメント

三都物語の中で着させて頂く⼗⼆単は普通の舞台⾐裳ではなく、本当に本物ですからずしんとくる重さがありました。前回、階段からの登場シーンでは、裾の⻑い⾐裳で転ばないよう⼤変でしたが、無事気合で乗り切れました。この舞台は皆で創りあげて⾏く楽しさ、ミュージカルやシャンソンやシンガーなど⾊んなジャンルの⽅々と⼀緒に創り上げたということがとても嬉しいですし、皆さんがそれぞれの装束を着て⼀緒に歌ったり、台詞を⾔ったりととても楽しかったので、今回再演のお話を頂き、明治座では新たにこうしよう、ああしようと思うことが芽⽣えてきました。新しい感覚で明治座と⾔う場所でより多くの⽅々に⾒て頂けたらと思っております。