インテル、S・インザーギ監督と24年まで契約更新 リーグ連覇逃すも国内二冠達成

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 インテルは21日、シモーネ・インザーギ監督との契約を2024年まで延長したことをクラブ公式サイトで発表した。

 イタリアメディア『カルチョメルカート』が20日に報じたところによると、インテルはS・インザーギ監督の年俸を現在の300万ユーロ(約4億3,000万円)から増額し、450万ユーロ(約6億4,000万円)に上方修正したとのこと。

 現在46歳のS・インザーギ監督は、現役時代にピアチェンツァやラツィオなどで活躍すると、2010年に現役を引退した後は指導者の道に進んだ。最終所属クラブだったラツィオのU−17やU−20チームで経験を積むと、2016年4月には成績不振により解任されたステファノ・ピオリ監督の後任としてトップチームの監督に昇格。その後、2016−17シーズンからラツィオを率いる予定だったマルセロ・ビエルサ氏がわずか2日で辞任したため、一度退いた監督の座に再び就任した。2020−21シーズンまでラツィオを指揮すると、2021年6月にはインテルの監督に就任。2021−22シーズンは、セリエA連覇こそ同じ街のライバルであるミランに勝ち点2届かず阻まれたものの、コッパ・イタリアとスーペル・コッパ・イタリアーナのタイトルを獲得して国内二冠を達成した。

【動画】インテル会長と監督が笑顔で新契約にサイン
Inter + Inzaghi = 2️⃣0️⃣2️⃣4️⃣🖊️#ForzaInter #IMInter pic.twitter.com/5jptCa1N73— Inter (@Inter) June 21, 2022