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日本人の食生活で欠かせないものの1つ「箸」。子どものころ家族から箸の持ち方を厳しく躾けられたママもいれば、誰からも教わったことのないママもいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには、ママ友の箸の持ち方が気になるママから投稿がありました。

ママ友が握り箸なので気になる。親や旦那さんは注意しないの? 大人になると箸の持ち方は直らないのかな?』


正しく箸を持てず、握ったようにして箸を使う「握り箸」。一緒に食事をする相手が親しい間柄の人なら、それとなく箸の持ち方を指摘するのでしょう。しかし気になる相手はママ友。たまにランチしたり行事で会ったりする程度の相手のようです。ママ友の箸の持ち方が気になりつつ、指摘せずに付き合っている投稿者さん。この投稿にさまざまな反応が寄せられました。

大人になったら直らない?直さない?

『私も握り箸。教えてもらっても上の箸が持ち上がらない……』


『いまだに、うまく持てない』


『私も変な持ち方している。でも誰にも注意されたことないよ。直すつもりはない』


はじめに紹介するのは、自分の箸の持ち方は正しくないと自覚しているママからのコメント。直す努力をしても直らないとの嘆きがある一方、直すつもりはないと考えるママもいます。またわが子の箸の持ち方が直らないと悩むママも……。

『うちの次女が絶望的に直らない。注意してもムスッとするし、もうイライラする!』


もしかしたら反抗期も重なっているかもしれませんが、ある程度の年齢になると箸の持ち方を直すのは難しいのでしょうか?

経験者は語る。箸の持ち方は直せます!

次の紹介するのは、大きくなっても直せると考えるママたちからのコメントです。なかには、自分の直し方を披露してくれるママもいましたよ。

『私は大人になってから直したよ。3日くらいで直った』


『私は高校生のときに自力で直した』


『お箸の持ち方の動画を見て直したよ。意外と簡単だった』


『大人用の矯正箸を10年くらい使って直した』


『旦那の箸の持ち方がおかしくて。大人用の矯正箸を使って直してもらった』


インターネットで「正しい箸の持ち方」を検索すると、さまざまな動画が見つかります。大人用の矯正箸も複数の商品が販売されていますね。ただ、こういった動画や商品を活用して、すぐに直る人もいれば数年かかって直る人もいるようです。大人になったら箸の持ち方は直らないとは決められないものの、直すにはそれなりの努力と根気が必要なようです。

ママ友に注意する?しない?

ママ友の箸の持ち方が気になると相談する投稿者さん。ママ友の周囲の人が無関心すぎるのではないかと考えているようですが、投稿を読んだママからはこんな指摘が寄せられました。

『箸の持ち方って身内でもなかなか注意できないもんね。たぶん周りの人たちは、気になってもスルーしていると思うよ』


『旦那と付き合っていたころに、箸の持ち方を直してもらった。結婚してずっと我慢するのはできない。でもママ友なら注意しないほうが良い』


『私もよくランチに行くママ友グループがあった。その中の1人が箸の持ち方がおかしくて。グループの中には「ママ友の箸の持ち方が気持ち悪くてランチに行かない」とグループから抜けた人もいた。でもその本人は、自分の箸の持ち方のせいだとは知らない』


『自分の子どもなら箸の持ち方を直させる。でもママ友なら注意しない。気になるなら一緒に食事をしないようにする』


箸の持ち方を注意するかしないかは、その人との関係の深さが決め手だとママたちは考えているようです。いずれ結婚する相手の箸の持ち方がおかしいのなら、直してほしい。しかしママ友は子どもを介してお付き合いするだけの関係性。わざわざ注意しないようです。しかし気になりだすと、ずっと落ち着かないこともあるでしょう。どうしても気になるなら、食事を一緒にしないようにするのも選択肢の1つかもしれませんね。

箸の持ち方は、相手が大人であれば指摘しにくい事柄でもありますし、もしかしたら相手は直そうと努力している最中かもしれません。注意して気まずくなるのなら、一緒に食事をしないで過ごすほうが良い場合もありそうです。そしてママができることは、ママ友に指摘すべきかどうかで悩むことではなく、わが子が同じように周囲を不快にしたり気を使わせないよう、正しい箸の持ち方を教えることかもしれませんね。

文・間宮陽子 編集・Natsu