蛙亭・イワクラ

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 大阪・難波にあまたの芸人を快楽の世界に導いた楽園が存在する。「難波秘密倶楽部」だ。人間のヒミツを解放するために、92年に大阪で誕生したM性感一筋のSMクラブ。この道30年の超老舗店で、これまでに多くの関西のローカル番組や「アメトーーク!」(テレビ朝日系)、「ロンドンハーツ」(同)や「チャンスの時間」(ABEMA)、YouTubeなどで紹介されてきた。

 吉本興業の本社ビル、管轄劇場のなんばグランド花月(NGK)と目と鼻の先にあるため、吉本芸人の出没率がかなり高い。フットボールアワーの岩尾望は劇場出番の合間の時間を利用してプレイにいそしんだため、夜公演の際には手首にうっすらロープの痕が残っていたことを、相方の後藤輝基から暴露されている。ケンドーコバヤシやオードリーの春日俊彰、さらば青春の光の森田哲矢、EXITのりんたろー。、霜降り明星のせいやも愛好者であることを明かしている。

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 意外な芸人もハマった。女性芸人の蛙亭のイワクラだ。中野周平&イワクラの男女コンビである蛙亭は、「キングオブコント2021」で決勝戦に初進出してメジャー芸人の仲間入り。ゴールデンタイムのレギュラー番組や民放の冠番組こそないものの、トークからロケ、バラエティまで幅広い番組からお呼びがかかる。芸能ライターは言う。

 「イワクラさんは、この店は女性なら5千円割引ということを知って昨年デビューしました。お相手は、45歳の元人妻。『かわいいけどエッチな子だねぇ』って言われて服を脱がされ、バストにくちびるを当てられ、玩具遊びまで……。想像を上回る夢の世界だったそうです」

 イワクラはこの貴重な体験を、包み隠さず話す。次回から指名しようか悩んでいたが、店の公式サイトでアイマスクをした女王様がイワクラの来店を実名で報告。秘部を暴露されて激怒したわけではなく、「おねぇさん的にまた私が来ていいのかっていうのがすごい不安」という独特な理由で、足が遠のいているという。

 かつては、さらばの森田とバイきんぐの西村瑞樹が1つしかない待機室で2人きりになったことも……。倶楽部には、「キングオブコント」のファイナリスト常連と優勝者もトロけるヒミツがあるようだ。

(伊藤由華)