「大好きなクラブなんだ。いつか戻りたいよ」 DFゴディンがアトレティコへ思いを馳せる
現在36歳のゴディンは母国ウルグアイのCAセロでプロキャリアをスタートさせると、ナシオナル・モンテビデオとビジャレアルを経て、2010年夏にアトレティコ・マドリードへ加入した。2013−14シーズンのラ・リーガ最終節バルセロナ戦では、コーナーキックから頭で合わせ、18年ぶりにアトレティコ・マドリードを同リーグ優勝へ導くゴール。在籍9シーズンで公式戦通算387試合に出場し、2度のヨーロッパリーグ(EL)制覇などを成し遂げている。
2012冬にアトレティコ・マドリードの監督に就任したディエゴ・シメオネ監督。毎試合、ベンチから熱くチームを鼓舞する“闘将”について、ゴディンは「今年は難しい局面もあった。僕はチョロ(シメオネの愛称)を知っているけど、彼からエネルギーを感じられなかったんだ。何かがおかしい、バラバラになっていると、外から見ていて思ったよ」と告白。続けて「あの時期、チョロは鍵を見つけられず、彼らしい純粋な姿には見えなかった。だけど、最近の数試合はあの激しさ、いつもの情熱、チームやファンとのつながりで、いい感じに戻ってきていたね。チョロには経験があり、状況を好転させる術を知っている。彼ほどアトレティコを知る者はいない」とチームを立て直したシメオネ監督に言及した。
最後に、何らかの形でアトレティコ・マドリードに関わりたいかと尋ねられたゴディンは「大好きなクラブなんだ。今でもファンであるし、いつか戻りたいよ。友人もたくさんいるし、唯一無二のクラブだから、是非ともね」と自身のプロキャリアにおいて、在籍年数が最も長い“最愛のクラブ”へ思いを馳せている。
