もう中学生、ゲーム好きは子ども時代のトラウマが影響か

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ピン芸人・もう中学生(39)の芸名は「お笑いをやりたい」と思った頃の気持ちを忘れないように小学校の文集のタイトルを参考にしたという。では小学生の頃はどのような子どもだったのだろうか。「もう兄」と呼んでご飯に連れていってもらうほど仲が良いオズワルド・畠中悠が、もう中学生の忘れられない過去を聞いたそうだ。相方の伊藤俊介はそれを知って「意外と見てるからね後輩を…」ともう中の本質に思い至った。

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もう中学生は、Twitterでゲームボーイやゲームギアといった懐かしい携帯型ゲーム機のことをつぶやくことが多い。6月8日深夜放送のラジオ番組『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で畠中悠が話したところによると先日、ルミネtheよしもとで一緒だったもう中学生がホビーショップで買ってきたレトロゲームを見せてくれたという。実際にプレイするのか聞いてみたところ「やると言うよりは、ちっちゃい説明書とかが入ってて、それをパラパラパラとめくって30分ぐらいかけて読むのが好き」とのことだった。さらにゲームソフトの裏に「ハローマック福島店」などハンコが捺してあり、それを見て「ぶるぶるってくる」そうだ。それには畠中や伊藤俊介も「ちょっと分かる」とシンパシーを感じていた。

そんなもう中学生は子ども時代に携帯ゲーム機で遊んだことから今でも好きなのかと思いきや、昔はゲームなど一切買ってもらえなかったらしい。周りの友だちがゲームを持っているなか寂しい思いをしていたところ「親戚のおばちゃんが、ゲーム&ウォッチをくれた」という。ゲーム&ウォッチは任天堂による初の携帯型ゲーム機である。ところが「それを見たお父さんがボクの目の前で叩き割った」そうだ。芸人になってTwitterに「ゲームボーイの説明書、中身とサイズ感見てるとエナジーいただけます」や「5月頃、毎日、ゲームボーイのテトリス→ウイニングポスト→グレイテストナインばかりやってました。あの日があったから、今日があった」などと投稿するのはその頃の反動かもしれない。

伊藤俊介は「いろんなトラウマから出来上がってるんだよね。本当にお笑いがあってよかった、もう中さんに」としみじみ感じており、畠中悠がレトロゲームにハマるもう中の真意を「あの頃の自分に見せてあげてるみたいな…」と理解したところ、伊藤も「そう考えると“もう中学生”という芸名もめちゃくちゃ怖くなってくる」と深読みした。もう中が真面目でしっかりしていることから、厳しく育てられて甘やかされたタイプではないことを想像しつつ「意外と見てるからね後輩を…『本当にお笑いを好きなのか? この子は?』というような目で…」とその姿を思い浮かべるのだった。

画像2、3枚目は『オズワルド 畠中悠 2022年6月6日付Instagram「もう兄からオシャレパンツと昼飯カレーを頂きました!」』『もう中学生 2021年9月28日付Twitter「ゲームボーイの説明書って説明書から、α波出てますか?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)