スマホカメラの画質は向上の一途をたどっていますが、2024年にも静止画で一眼レフを超えるとソニーが見据えている、と日本経済新聞が伝えています。写真撮影専用のカメラを持ち歩く時代に終わりが近づいているのでしょうか。

カメラにはまだ進化の余地が残っている

5月27日、ソニーグループはイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野の事業説明会を開催しましたが、半導体事業子会社ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)社長の清水照士氏が、「ここ数年以内に、(スマホカメラは)静止画では一眼カメラの画質を超えると見ている」と述べたとのことです。
 
スマホカメラは大口径化が加速しており、ソニーが開発する高飽和信号量技術などを組み合わせることで、2024年を目安に決定的な瞬間が訪れるというのがソニーの見方です。
 
清水氏によれば、スマホの3大要素バッテリー・ディスプレイ・カメラのうち、最初の2つは技術的に飽和状態に達しているものの、カメラに関しては今後も進化していく余地があるとのことです。

イメージセンサー市場はスマホが半数以上を占める

ソニーは、今後のイメージセンサー市場の動向についても触れており、2030年時点でもスマートフォン向けのものが過半数を占めると予測しています。ハイエンドスマホでさらに大きなイメージセンサーが使用されるようになり、単価上昇が見込まれるためです。
 
イメージセンサーは大口径化するだけでなく、暗所以外での撮影性能を倍増できる新画素構造や、人工知能(AI)処理技術が盛り込まれて行くそうです。
 
 
Source:日本経済新聞
Photo:ソニー
(lexi)