大型商業施設などの立体看板を手掛ける百寶堂(京都)が自己破産申請
大阪道頓堀のランドマークも製作
百寶堂(株)(TDB企業コード:500479042 資本金1000万円、京都府京都市南区吉祥院南落合町10-1、代表上條博子氏)は、5月23日に京都地裁へ自己破産を申請した。申請代理人は、青野理俊弁護士(京都府京都市上京区寺町丸太町東入る信富町、弁護士法人白浜法律事務所、電話075-223-3444)。
当社は、1965年(昭和40年)1月に設立した立体造形モデル・模型・看板製作業者。科学標本や映画特撮用製品、サンプルモデル、ウィンドウディスプレイ、ジオラマ、イベント展示用品やイベントパーツモデルのほか、各地資料館の展示造形モデル、遊園地や遊技場の動物造形物などの製作を手がけ、大手広告代理店やディスプレイ業者などを得意先に確保していた。
しかし、少子化などでエンドユーザーであるテーマパークや遊園地などの閉鎖が増加。イベントの減少や資料館のコスト削減など、外部環境が変化したことで売り上げは漸減。近年の年商規模は約8500万円にまで落ち込み、赤字決算を散発していた。
その後は、代表の高齢化もあって営業力が低下。受注量が更に落ち込んだことで2021年3月期の年売上高は約1100万円となっていた。こうしたなか、2021年11月には立体造形作家であった前代表が死去したことで事業継続が困難となり、今回の措置となった。
負債は債権者約28名に対し約1億4000万円。
