旅行の満足度に直結する項目のひとつに「宿選び」があります。客室、食事、温泉、観光スポットへのアクセスなど、予算に応じて基準はさまざまですが、特にコロナ禍においては「宿泊先でいかに過ごすか」も重要なポイント。

その点において、めちゃくちゃトガったコンセプトを持つホテルが誕生したので紹介します。

ボードゲーム130種類以上を遊び放題

大阪・難波に6月2日(木)より開業するのが、ボードゲーム好き大注目の「MIMARU大阪 難波STATION」。

2階ロビーの「遊べる縁側」には、世界中から厳選された130種類以上のボードゲームを常設。共有スペースや客室で一晩中ボドゲを遊び放題という、仲良しグループで訪れたら最高に楽しい空間なのです。

手軽に遊べるものから、がっつり長時間楽しむものまで幅広くライアンアップし、週末にはゲームの遊び方を教えてくれるコンシェルジュも滞在するので、初心者でも安心して訪れることができます。

ボードゲーム監修をボードゲームカフェ「JERY JERY CAFE」オーナーの白坂翔氏、コンセプト・デザインワークをアートディレクター佐藤ねじ氏率いるBlue Puddle Inc.が担当しており、置いてあるボドゲのチョイスが信頼できるのはモチロン、館内の至るところに(後述する)“遊び”が散りばめられています。

ボドゲに没頭できる特殊な客室も

客室は定員4〜6名の全91室。全室キッチン・ダイニング付なので、中長期の滞在にも適しています。

中には人狼・マーダーミステリー専用の部屋(定員6名、6室)なんてのもありました。

マーダーミステリーとは、参加者がとある殺人事件の登場人物になりきり、用意されたシナリオの中で、犯人を推理したり、自身の潔白を証明したりしながら事件解決を目指す参加型ゲーム。ミステリー作品に入り込んだかのような雰囲気を醸し出す部屋の照明や小物で気分がアガり、より没入して楽しめそう。

隣の寝室を密談部屋や、人狼の天国部屋として利用できるのもそつが無いですね。

その他、子どもでも遊べるボードゲームやおもちゃを豊富に常設したファミリー向けの部屋(定員5名、5室)や、BBQも楽しめるスカイテラス付きの部屋(定員5名、1室)なども用意しています。

ちなみに、開業から2022年9月までは、上記の特殊部屋を除く通常客室1泊1室あたり1万3000円(税込み)〜という開業特別キャンペーンを実施。4人で泊まれば1人あたり3250円〜という超破格の値段で宿泊できるチャンスですよ。

宿泊者だけが楽しめるゲームも

「MIMARU大阪 難波STATION」には、宿泊した人だけが遊べるオリジナルゲームも用意されています。

例えば「一泊いたずら人狼」は1泊しないと遊べないホテルならではの人狼ゲーム。

「ハンガーを3つ以上連結させる」「冷蔵庫にフォークを入れる」「テーブルの上にMの字をつくる」などと書かれた“いたずらミッションカード”を各自に配布し、1泊する間に仲間にバレないように遂行するというもの。何食わぬ顔で堂々と実行するのか、みんなが寝静まった時間に隠密行動するのか、性格によってタイプが分かれそうですね。

また、各部屋に隠された20枚の「小さな金貨」を探すゲームも。

棚や引き出しのほか、意外な場所にも隠されているので、ふとした瞬間に発見できた時は、ドラクエで小さなメダルを見つけた時くらいテンションが上がりました。

さらに、スパイとなって暗号を解読し、ホテルに隠された財宝部屋を探す謎解きゲームを楽しむこともできます(予約制)。詳しくは言及できないのですが、館内には謎解きのために設計された箇所もあって、気合の入り方にビビりました(笑)。

その他、館内のどこかに逃げ出したピクトグラムを探し出したり、エレベーターから降りてくる人数を予想して遊んだり、客室やフロアの至るところが遊び場に!

観光の拠点としても好アクセス

「MIMARU大阪 難波STATION」のある日本橋エリアは電化製品小売店が軒並み、東京・秋葉原のようにアニメやゲームに関する専門店が集まったポップカルチャーの聖地。ターミナル駅や空港までのアクセスも良く、吉本新喜劇でおなじみのなんばグランド花月や道頓堀、アメリカ村、通天閣といった観光スポットも徒歩圏内です。

大阪観光を楽しみ、ホテルに戻ってからも全力で遊べる「MIMARU大阪 難波STATION」。ファミリーやグループ利用の選択肢にいかがでしょうか。

MIMARU大阪 難波STATION:
https://mimaruhotels.com/jp/hotel/namba-station/boardgame/